だめだめナースな日々語録

私事ですが、就職前は仕事頑張るぞ！！！と意欲満々でしたが、ほんの１週間でそういう気持ちが打ち砕かれた経験を持っています。ほとんど燃え尽きた状態でした。今も引きずっているのかも。というわけで、就職前の心構えを少し。私は看護師になるよりも看護師を続ける方が難しいと思っています。看護師になるには、学校に適応できればほとんど問題ないと思っています。それでも実習でつまづいてやめてしまう子も少なくありません。実習がその辛さなら、それを生業とするにおいて、もっと辛いこともあるということです。

実習と違う、理想の看護とは程遠いなどということは多々あります。仕事をするうえで、何を優先させるか、どこで折り合いをつけるかを考えていく必要があります。仕事は実習とは違います。そこにある環境の中で、どれだけ理想の看護に近づけるかを考えていく方がよいと思います。しかし、看護師になりたての頃はその日の業務さえ思うようにこなせないため、理想の看護どころか、患者さんのちょっとした希望にさえこたえてあげられない人がほとんどかと思います。もしも就職してすぐ、そういうことに悩んだら、誰でも通る道なんだということを思い出してください。但し、患者さんにとっては新卒のできの悪い看護師であろうと一人のプロの看護師です。できない部分をどう補うかは常に考えていかないといけないと思います。

先輩看護師は優しい人もいますが、厳しいと思っておくことです。ただの意地悪というのではなく（もちろん意地悪な人もいますが、意地悪な人は結構仕事ができます。）、やはり命にかかわる職業柄だと思います。適当、いい加減な受け答えや対応しかしてくれない先輩は実際頼りになりません（私はややこのタイプ？）。この人と思う人を決めて積極的に質問などしていけば、大抵かわいがってくれます。図々しさではなく、積極性が必要です。もちろんプリセプターにも色々と相談してみるといいと思います。

仕事をするにあたって、とにかく必死で周りが見えなくなることがよくあります。新卒では特にそれが顕著ですので、時々立ち止まって深呼吸などしてみましょう。あせっていてはよい仕事はできません。新卒の時は自分では気づいていなくても周囲から多大なフォローをしてもらっているものです。何はともあれ挨拶はしましょう。

挨拶ができて、質問ができ、自分がどうしたいかを言えたら新卒としては相当出来がよい方ではないでしょうか。自分はこう思うけど先輩の意見が聞きたいのですがなどと自分の意見を入れて質問をしていくと受けがよいでしょう。ぜひお試しあれ。

なんだか偉そうなことを言ってますが、実際は自分はとてもだめ～なナースです。でも、そんな自分を振り返ると以上のようなアドバイスができると思います。とはいえ、私は仕事辞めたい…。

私のような、だめ～なナースにならないように、ただただ健闘を祈ります。