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テーマ:日本の石達(76)
カテゴリ:風の石達
この眺めは、 先日水上バスから撮影した、 とある風景(清洲橋)を、 隅田川の川岸から撮影したものです。 場所は、江東区森下町です。 ここから歩いて清澄庭園に向かいました。 先日行った清澄庭園は、 東京深川(清澄白河)にある、 もと紀伊国屋文左衛門の お屋敷と庭だったところです。 それはそれは美しい庭で、 手入れもゆき届いています。 何よりすごいのは、ここの庭石ですね。 日本各地の有名庭石が転がっています。 庭石としては特に 青石が珍重されるのですが、 その御三家、 秩父の青石、紀州の青石、伊予の青石が 揃い踏みです。(上の3枚の写真です) みかんではありません(^^)。 いずれも、中央構造線に沿って、 その南部(三波川帯)に 出ている低温高圧の緑色片岩類です。 鉱物として説明するなら、 緑泥石、アクチノ閃石、緑簾石などの 2価の鉄によって緑色に着色した 変成鉱物を含む結晶片岩です。 私の好みは、伊予の青石がベストです。 一番変成度が高いのか、紺碧の青緑です。 紀州は変成度の低い黄緑色です。 なお、緑色片岩も良いのですが、 私はチャ-トの緑や紅白も好きです。 蛇紋岩や石灰岩も良いですね。 それで思い出しましたが、 地下鉄大江戸線の柱は 蛇紋岩だったような、 石綿も入っていたような・・・。 まさか、それは 公害とはいわれないだろうな~(^^;;;。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年08月14日 07時43分31秒
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