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テーマ:世界の石達(476)
カテゴリ:風の石達
これは金鉱?♪
おお~金鉱だ~! と喜ぶのは早いです。 黄銅鉱なんですよね、これ。 黄鉄鉱(パイライト)は 金と間違えにくいのですが、 この黄銅鉱、 色合いといい、お姿といいい、 マジで金と間違えそうです(^^;;;。 化学組成はCuFeS2であり、 硫化銅というよりは、 硫化銅鉄鉱とも言うべき鉱物です。 まるで銅の粉と鉄の粉と硫黄を混ぜて 還元加熱でもしたらできそうな、 中世錬金術の世界そのままですね。 加熱すると表面が酸化皮膜により 虹色が見える場合があり、 まるで”偽”班銅鉱のように 売られているものが一時ありました。 最近はあまり見かけません。 でもこれ天然でも見かけます。 高取鉱山で私も実際に見かけました。 (といってもル-ペ観察ですが) この高取鉱山は銅鉱山であり タングステン鉱山でした。 沿海州でも同様な高温熱水脈の 銅タングステン鉱山があります。 両者は地質的になんらかの関連が あったのかも知れませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月14日 18時25分39秒
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