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テーマ:公立校で頑張ろう!(139)
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週末は東京に帰り、家族とのスキンシップを温めて参りました。息子は中間テストも終り、本当は羽を伸ばしたいところでしたが、土日は「Z会」数学の残り(比例・反比例)と英語(Be動詞と代名詞)を片付けました。土曜は午前中に数学をやり、英語の前半も2時前に終わったので、「どうだ、青山通りをタウンウォークしないか?」と誘うと、息子も「行く行く」という返事で、早速二人で出かけました。家内と娘は先約があったので、今回は男同士の道中となりました。
青山通りは、かって「僕の庭」であり、都立青山高校時代は帰宅時に外苑前から渋谷まで歩き、最後はお気に入りの店でソフトクリームを戴くのが楽しみでした。当時からモダンな街並みでしたが、それは今も変わりません。渋谷からは先ず「宮益坂」経由で青山通りに出ましたが、坂の途中で早速洒落た画廊が目に留まりました。フジコ・ヘミングさんの「ラ・カンパネラ」が心地良く響いており、何と彼女の絵が何枚もエッチングになって売り出されていたのです。予定外だったので買いませんでしたが、今度家族皆で来た時には買っても良いと思いました。 寄り道しましたが青山通りに辿り着き、道の右側か左側かを選ぶことになりました。渋谷から歩く時は何となく右側通行で、今回もそうしました。少し歩くと「青山学院大学」があり、学生さんが大勢屯しておりました。道の反対側には「国連大学」があります。息子には「ほら、あれが国連大学だよ。"United Nations University"と書いてあるだろう。「国連」は"United Nations"で、大学は"University"だよ。こういう時に英語を覚えてしまおうね」と申しました。 その後、「表参道」に差し掛かりましたが、昔何度か行ったフランス料理の店はなくなっており、跡地には「タイ料理」の店が入っていました。お腹が空いていなかったので、食べに入りはしませんでしたが、センスの良いお店が並んでおり、今度は昼前に出て、ランチはこの辺でしたいなと思いました。「表参道」には新しい目玉の「表参道ヒルズ」も出来ましたが、そこにも何時か行ってみたいと思います。きっと家内と娘は大喜びで、僕と息子は幾分イライラするでしょうが。 その後、いよいよ青山に差し掛かり、「青山ベルコモンズ」の辺りで道路を渡って、外苑前から神宮外苑に向けて左折しました。程なく、母校青山高校に差し掛かりましたが、土曜日の午後、各種運動部の元気な掛け声が聞こえて来ました。校庭を覗くとサッカー部が練習しており、背の高い選手が大勢いるのが印象的でした。道の反対側には「神宮球場」があり、「東京六大学」の試合をやっていました。息子が入りたそうなのでチケットを買おうとしたら、「もう終盤ですからチケットは要りません。どうぞお入り下さい」という訳で、慶応:東大戦をネット裏で無料観戦出来ました。とはいえ、入ったのが8回裏で、慶応の攻撃が終り、東大の9回表の攻撃しか観られませんでしたが、息子はそれなりに嬉しかったようです。 試合終了後には両校の「エール交換」があり、慶応の「塾歌」(例の、「強く雄々しく立てんかな」です)に続き、東大の応援歌「ただ一つ」を聴きつつ、息子に大学生活の一部を見せることが出来てラッキーだったなと思いました。その後、息子は「千駄ヶ谷まで歩きたい」というので、外苑の中を歩き続けました。中央広場の外周道路は僕の高校時代、長距離走の練習コースでもあり、その後は瀬古利彦選手もロス五輪前にはここで練習しておりました。そんなことを息子と話しながら「国立競技場」の脇を通りましたが、「東京ヴェルディーvs.ヴィッセル神戸」の試合が終わった直後で、観客が大勢出て来ました。 「千駄ヶ谷」から乗った総武線は結構な混雑でしたが、代々木で乗り換え渋谷に戻った時は丁度4時半頃で、程よいタウンウォークでした。ちょっと買物をして帰宅しようと思ったら、息子が「腹減ったよ。何か食べたいな」と言うので、彼の所望に合わせラーメン屋に入りました。育ち盛りの食欲は、盛の良いラーメンをペロリと平らげましたが、彼にとっても中々良い一日だったと思います。こんな訳で9月も終り、10月に入りました。今月末には早慶戦もあるので、家族で行こうかなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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