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テーマ:ワイン大好き!(30386)
カテゴリ:食事とワイン
ワインが好きになったきっかけとして、
忘れられない経験があります。 それは、卒業旅行でイタリアのフィレンツェに行ったときのこと。 夜おなかが空いたのに、手持ちのお金がなかったので、 仕方なく、街角の学生食堂に毛が生えたような食堂で食べることにしました。 そこで頼んだのが、日本円で150円くらいの250ミリの赤ワイン。(サンジョベーゼだったけど、作られた年も入っていないようなテーブルワイン) 料理は、トリのレバーパテを頼みました。 さて、いざ飲んでみるとこのワインがすっごくまずい。 すっぱいというか、なんというか・・・。 幻滅して、レバーパテを食べてみると、 これもまた、すっごく肉臭くて不味い。 いくら、お腹が空いているとはいえ、 「こんなの、全部食べきれない」と ものすごく悲しい気分になって、口を洗うために ワインを一口飲んでみると、あら不思議! それはそれは、美味しい後味を残してくれるではありませんか! それは、ワインだけでは味わえない、 レバーパテだけでは味わえない、 レバーパテの後に、ワインをという順番でないと味わえない、とても美味しい味でした。 ワインって奥が深い!!と思ったのはそのときです。 それまでも、働いていたレストランで、 ワインと料理のハーモニーはいろいろ試しては愉しんできましたが、それは、料理もワインもそれだけで十分美味しかったもの。 ワインも料理も不味くても、掛け合わせると美味しくなるって、ちょっと魔法みたい!と私は大興奮しちゃいました。 そんなわけで、ワインと料理がいかに美味しく合うか、は 今でも私の重要なテーマとして、 日々の食卓でトライ&エラーが繰り返されているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.23 18:45:24
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