Napping of Woog

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初めて来ていただいた方に


　今日はうちの結婚記念日であります。

　　　　なんで、こんなせわしない日に
　　　　親戚にブーブー言われながらも
　　　　結婚式を仏滅で挙げたかといいますと

　　　　妻とぼくが見合いをしまして
　　　　結婚したがっている二人が
　　　　成り行きでくっついたのですが

　　　　見合いをした頃に
　　　　ぼくの父親がガンで余命いくばくもなかったのです

　　　　結婚式まではもたない
　　　　でも、父の病気のことは先方に告げていない
　　　　とにかく、年内にやってしまえ

　　　　でも、父が死んですぐではまずいから
　　　　そこらへん余裕を持って
　　　　ということで12月にしたような気がしますが
　　　　はっきり覚えていない(^_^;)

　　　　結婚が決まったと、病室の父に
　　　　報告に行ったのが、最後でした
　　　　この詩にはその時の思い出も含まれています

　　　　
　
　さて、イベントの日には外食する我が家ですので
　行きつけの店に行きました。


ぼく：あれ、お母さんは？
娘　：出かけたよ。今夜は遅くなるって。


　赤貝の刺身を食べながら、あっさり言ってます。


ええ"～～～～


　夜遅くまで、あいつ何やるつもりだ
　おれの知らないハゲオヤジと
　「銀座の恋の物語」をデュエットしてるんじゃないだろうな(怒)

　　　　まあまあ、落ち着いて






　実際はですね
　何ヶ月か前に妻から話があったのです。

　ハゲオヤジはいないのです
　いないはずです
　いなければいいな


妻　：12月9日の夜、でかけてもいい？
ぼく：いいよ。

　妻の言うことには反対したことがない（大嘘）
　ぼくはそう言いながら、しばし考えました。

ぼく：結婚記念日じゃないか
妻　：そうだったっけ。忘れてた(ﾆｯｺﾘ)



普通は逆だろ。



　　　　夫が同僚に捕まって飲み歩き、夜遅く帰ってくる。

　　　妻：あなた、お付き合いもたいがいにしてくださいね(怒)
　　　夫：？？？
　　　妻：今日は何の日か忘れたの？(怒)(怒)(怒)

　　　　次の日から１週間、妻は口をきいてくれませんでした。




　そうですか、そうですか、いいですよ～だ
　来年の今日は無理矢理にでもライブを見に行ってやる。

　　　　ライブしかないんかい



　でも、結婚記念日に娘と二人で夕食、という話で
　笑いが２回取れたから、いいとしよう。

　関西人のサガでんな。