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宮崎あおい -その宇宙-

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2009.08.01
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(エッセイ)




連続TVドラマというものを、一生の内でどの位の数私達は観るものだろうか。その中で生涯忘れる事が出来ないような作品に、何回位出会えるものだろうかと、そんなたわい無い事をふと考えました。それは、放送が終わって半年余り、ひょっとしたらこれは私にとって生涯忘れることが出来ないドラマだったんじゃないかと、そんな気がする作品に気づいたからです。時折、どこからか流れて来たりする、あのジャジャーンで始まるテーマ曲を耳にはさんだ時、どこか懐かしく胸が熱くなるのを覚え、どうしたことか無性に、そう、あの姫にまた会いたい気がして来るのです。いかなる困難が待ち受けようと、明るく、気丈に、賢明に人生をまっとうした、そんなあの時の姫と周りの人々に会いたいと思うのです。それは、云わずと知れた、NHK大河ドラマ『 篤姫 』です。それほどに、私にとってこのドラマは、心に強く残る本当に感動した作品でした。   
ご存知のようにこの作品は、幕末動乱期に薩摩の分家の姫が将軍の妻になるお話ですが、その中で描かれたのは、まさしく人間ドラマであり、家族、人間としての役割、誇り等のいろんな事が語られ、毎回感動したものでした。中でもとりわけ大きな魅力は、主人公篤姫の前向きな生き方で、後になって思えば、どんなに多くの「元気」をあのドラマからもらっていたかと、しみじみと感じるのです。そして、まさにこの作品の篤姫を演じるために誕生されたのではないかと思えるほどの、女優宮崎あおいちゃんの熱演は、大河史上最年少で主人公を演じられながらも、その若々しくてりっぱな演技が深く心に残り、『 篤姫 』は過去10年間で最高の視聴率だった事を聞くにつけ、なるほどさもあろうと、充分納得出来るものでした。大河史上においての『名作篤姫』の誕生を、強く感じたものでした。
 
さて、昨年末この『篤姫』が終わり、今年になって新たな大河ドラマが始まっていて、同じく日曜夜8時にTVの前に鎮座し続けて来ましたが、その直後からも少しは感じていましたが、1~2ヶ月を過ぎた頃になって益々何か寂寥感のようなものが増大し、半年以上経った今でも続いているという奇妙な体験をしています。『篤姫』が終わってしまった後の寂寥感で、どうも一種“神経症”と云ってもよいかも知れません。あるいは、“篤姫症候群”と呼んでいいのかも知れません。ところが、誠に奇妙なことに、どうも同じような症状で患っている人が自分以外にもたくさんいることに気づき、何とこれは個人に留まらない、社会的現象だと気づいたのでした。これはすごい事になったものだと、同病相憐れむの、変な一体感を内心抱きつつ、一つのドラマが終わることでこういうこともあるのだなァと、かつて感じたことがなかった不思議な感覚を味わったものでした。とは云っても、不思議なものだと悠然と過ごすわけにもいかず、何とかこの病を治さねばならないと、悶々とした日々を送っていたのですが、そうこうする内に、お隣の国台湾で『篤姫』の放送が始まったのでした。そして、何と我が国同様に『篤姫』は大人気を博し、一通りの放送が終了したらしいのですが、彼の国では好評につき再放送を始めたと聞きました。なるほどそうか、好評なら再放送をすればいいんだと、単純に思い至ったのでありました。
  けれども、よくよく考えたら、次の大河が放送されている我が国で、前の大河が同時に再放送され、かりにも現大河を視聴率で上回るようなことがあればいろいろと問題も生ずる訳で、その愚が犯されるはずもなしとまた思い至ったのではあります。
  とは云っても、また、よくよくよく考えたら、我々視聴者からすれば、良かった番組はまた観てみたいと思うのは人情、すぐにでも観たいと思うのも人情。あヽ、そうだ、名前を変えて放送してもらったら、と思い至ったのでした。例えば、『名作篤姫』と名を変えて、過去の大河ドラマとしてではなく、一つの『名作連続ドラマ』として、一線を画して。

たしかに現在、この作品はDVD等で観る事が出来るようですが、ドラマの性格上、おそらくこの作品は幅広い年齢層の方々がご覧になっていたと思われます。全ての方がDVD等で観れるとは限りません。出来ましたら、大河ドラマから一線を画した一作品として、台湾での再放送みたいに、再放送をぜひ日本でも、実行して頂けないかと強く思います。きっと多くの方々がそれを希望されていらっしゃると思いますし、“症候群”からの回復を望んでおられる方もきっと多いのではと思っています。再放送のご英断を、ぜひ期待申し上げます。
 







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Last updated  2009.08.09 22:31:33
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