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●ついに布ナプキンデビュー☆





こと葉です。

東京は台風一過で、すばらしい快晴です。

そしてわが区画のゴミ出しは、今朝から各家の前になりました。

集積所の違反ゴミ問題に切り込んだ近所の奥様の行動力に脱帽。

手間をかけてくださる回収の方々に感謝です。





突然ですが、布ナプキン生活をスタートしました。

これが!

やってみると快適で!

これまでどうして抵抗していたんだろうと思うくらいあっけないものでした。





「そんなおシモな話題を…」と夫に驚かれながらのアップです。

男性の読者さんには正直読みづらい内容なのかもしれません。

もしそうならゴメンナサイ。





ナプキンとは、生理用ナプキンのことです。

テーブルウエアではありません。

夜用とか羽根つきとかCMでもバンバン宣伝しているので、

使ったことはなくとも存在はほとんどの方がご存知かと。



そういういわゆる白くて燃えるゴミとして処分していたドラッグストアで購入するナプキンではなくて、

これからは布で受け止めてやるぜ! ということでして。

しかし人類の歩みからすると何も新しいことはなくて、

むしろ赤ちゃんがパン○ースじゃなくて布のおしめに回帰する、みたいなことなのです。





布ナプキンについては、

もうずっと前から人から勧められてもいて、興味もあり、

専用の布ナプキンを知人から買ったこと(もらったこと?)

もあったけれど使用にいたらず。

何年もタンスの肥やしにし続けていたという過去があります。




はっきり言えば、事故がこわかった。

経血で服を汚すとか寝具を汚すとか、

ケースによっては椅子を汚すとか、

そういう不意の事故がこわくて、

布が信頼できなかったというのが大きいです。

布で受け止めきれるのっ?!って。





でも、そんな私に布ナプキンへの移行メッセージはどかんどかんと届き続けていて。




今年4月に前の国立スタジオをクローズするとき、

お別れの会にレイキヒーラーのYちゃんが久しぶりに来てくれたときもそう。

そんな話は何もしていないのに、

「こと葉さん! 布ナプキンにしてないの?

布にしなよ! (生理が)3日で終わるし楽だよ、楽!」

と言って、風のように去っていったYちゃん…。

その節はありがとうございます。





そういえばそれからさかのぼること数年前にも、

やっぱり久しぶりにスタジオへ来てくれたと思ったら、

「冷えとりいいよ、こと葉さん!
ここ(スタジオ)冷えるから絶対して!
それで下着はシルクの赤がイイよ! 絶対あったかいから!
この店で買えるからアドレス教えとくね!」

と店の名前を教えてくれて嵐のように去っていったんだったなあ…。



いつでも健康法についての情報を与えるだけ与えて去っていく巫女のようなYちゃん…。

そしてその巻き込み力にしっかりとインスパイアされて、

冷えとりもシルクの下着もそれ以来、

実生活の中に取り入れている私なのですが。

Yちゃんが4月に「布ナプキン」と言づけていった後に、

本屋で気になる本を開くと「布ナプキン」と書いてあり、

これはそろそろやらなくてはと思っていたところに、

きました最終サインが。



8月に受けたあるアレルギー反応の検査で、

卵巣にポリエステルへのアレルギー反応がわりと高い数値で出たことがダメ押し。

「あ、もう布にするしかないな」と。




卵巣のポリエステルのアレルギーというのは、

多くの女性に見られるそうで、

専門家によるとその要因のほとんどに、

使っている生理用品が考えられるのだそうです。




経皮毒とかに詳しい人はご存知だと思いますが、

薄い皮膚や粘膜というのは、外からの毒が体内に入りやすいところなんですよね。

性器っておもいっきり粘膜ですもんね。




それで、前置きが長くなりましたが、

8月の検査の後、次の生理が来たら布にしようと決意はしていたものの、

でたとこ勝負で行くいつもの癖で、

何も準備はしていなかったのです。

専用につくられたものもあるだろうけど、

本当に自分に必要なものがどんなものか、

一度試さないと何もわからないしなあ…。


それで、目についたのは家にあった大量のミニタオル。

これを使ってみようと。

断捨離するにはもったいなくて、捨てられなかったミニタオルたち。

まさかの出番?!



結果的にはそれでオールオッケーでした。



タオルは一度使ったらもうだめになるんじゃないかとまで思っていたのですが、

水に浸けておいてせっけんで洗ったら難なく元通り。

え、こんなもの?

経血のイメージが覆りました。


生理用品で受けていたときは、経血って見た目も美しくないし、

匂いも気になるしと思っていましたが、誤解でした。

布で受けたら、まず色のきれいさにびっくり。

水洗いのときに、上質な赤ワインみたいだわと感動するくらい、

血の色がきれいだわと感じたんです。

澄んだ赤でした。

匂いも気になることがなくてびっくり。


以前の気になるもろもろは、生理用品と経血との化学反応というか、

そういう中で起こっていることだったんだと初めて知りました。


一番恐れていた経血の量も、「え、これで終わりですか?」というくらいあっけなくてびっくり。



夜用・安心・スーパー・ロングなんてキーワードの踊る

仰々しい名前の30センチを超える長さのナプキンを毎回買っていて、

それを身に付けた日は夫から「パンツマン」とあだ名されていた私…。


屈辱です。


もちろんドナルドダックのお尻みたいな見た目に

色気も何もあったものではありませんが、

色気なんかどうでもいいくらい実利を優先していたわけですよ。

しかーし!

本当の実利は、なんだ綿タオルにあったんじゃないか!




多分12~13歳で初潮を迎えてから、

これまで疑うことなく使用してきた生理用ナプキンを外してみたら、

「クララが立った!」というくらいの感動が。

「なんだ、平気じゃないの! (生理用品が)なくても平気じゃないの!」と

私の中のハイジが叫んだわけです。





ある調査によると、女性が生涯で生理用品にかけるお金は、

平均で200万円を超えているとの試算があるのです。

知ってました? 奥さん。



タオルなら洗えばまた使えるからね!




どうして卵巣のアレルギー反応を調べることになったのかっていう疑問が残っている人もいると思います。

私は以前から波動の治療を受けていて、

その機械でいろんなことが調べられるので、

ちょっと気になる箇所として卵巣を診てもらったんですよね。



ちなみに人生初の布で受けた生理は、

はじまった翌日(2日目)がもっとも経血の量が多く、

おなかが重だるく軽い頭痛もあって、その日は家で安静にしていました。

でも翌日は朝から動け、外出もしたし、夜には生理中であることを忘れるほど。

2日目の夜の経血の量の少なさにはとにかくびっくり。

用心してミニタオルを何重にも重ねていたのは杞憂だった、という感じでした。



いやもうね、本当にびっくり。




そして布のオンナに立ち返った私がこれから目指すのは、

生理痛がまったくなくなることです。





真に健康体であると、

生理に伴うさまざまな症状はなくなるらしいんですよね。




たとえば冷えが改善すると生理痛が軽くなるのは多くの人が実感されていることだと思いますが、

専門家によると今の若い子は冷えていて、生理痛も重い人が多いのだとか。

気の毒です。

大学時代の友人が、生理中は家から一歩も出られないほどひどかったのを思い出します。

何日も家の中でのたうち回る痛み…。かわいそうでした。



布ナプキンにするよい効果は、

今後どんなことが出てくるのか

まだ知らないことだらけですが、

少なくとも卵巣のアレルギー反応が出なくなるだけでもいいと思って、

続けようと思っています。





それとここだけのマル秘の情報ですが、

今回ミニタオルの他に役に立ったのは、

実はコスプレ衣装を着るとき用に持っていた、

アクリルのあったかパンツです。



冬に100円ショップのダイソーで売られていて、

おそらく制服の女子学生向けの商品なのだと思います。

私は、恒例だったクリスマスのイベントで、

コスプレ衣装としてミニ丈のスカートを履くときに、

アンダーパンツとして買っていたのです。

それがいきなり大活躍。

フリーサイズで伸縮するので、ミニタオルを重ねてショーツを履いた後に、

重ねて履けばびったりフィットしてずれないんです!(歓喜!)




せっかくならすべてを天然素材で揃えたいところ、

アクリル素材というところはまだ改善の余地がありますが、

とりあえず試してみるにはコストもかからずおすすめです。




ま、私のこんな荒い実験レポートを読んで、

「私も布ナプキンしてみようかな」と思う女性がどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、

よかったら試してみてくださいね!

結構いける!




蒸れないし、快適です!!





もちろん専用につくられたステキな布ナプキンにはそれの良さがあると思うので、

私も機会があれば試してみたいと思います。






あとね、従来の生理用品はすごいんだなとも思いました。

特に赤ちゃんのおむつ。

今のようなケミカルなおむつがまだない時代、

たとえば大正時代くらいまで、

どの家でも女の子の仕事は年下の子どものお守りで、

背負ってあやしていたらきっと背中の赤子が粗相をしちゃって、

そうしたら絶対自分の着物も汚れて濡れて、

一緒に洗濯しなくてはならなかったと思うんですよね。

もちろん洗濯機もないし蛇口からお湯なんて出ない時代に、

洗濯するのはままならなかったと思うし。

なんなら井戸からくみ上げるのが重労働だったり、

水さえ貴重な地域もあったでしょうし。

布ナプキンを実験しながら、

なぜかそんな子守時代の女性の気持ちをリアルに思い出した私です。

赤ん坊用にしろ介護用の大人パンツにしろ、

モレないっていうのは本当に画期的なことだったよなあ…。

だからうまく使い分けていけるといいと思うんですよね、昔の知恵と現代の魔法を。




愛と感謝を込めて。



矢尾こと葉
 
 
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最終更新日  2017/09/18 11:02:55 AM
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