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cocoa 88

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2019年06月04日
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一昨日、ゲゲゲの鬼太郎〈第6期〉第58話 半魚人のかまぼこ奇談の放送がありました。

ストーリーは
海難事故を妖怪のしわざではないかと港町を調べにきた鬼太郎。
住民に話を訊くも誰一人、口をつぐみ拒否る始末。
その後、ねずみ男の裏切りによりダイオウイカに捕まる。
半魚人がダイオウイカに命じて、密漁をさせてかまぼこを製造。
半魚人の深海妖術によって、ダイオウイカの中に入れられた鬼太郎。
「200トン魚を捕ってきたら元に戻してやる」
と言われ魚を捕り続ける鬼太郎ダイオウイカ。
ある時、マッコウクジラにやられて瀕死の状態になる鬼太郎ダイオウイカ。
御用済みの感じた半魚人は瀕死の鬼太郎ダイオウイカを深海妖術で爆発させる。

半魚人は1本1万円でかまぼこを通販していた。
御用済みになった鬼太郎ダイオウイカは半魚人の深海妖術によって木っ端微塵にされてかまぼこの原材料に。
1本10万円で鬼太郎かまぼことして売り出す事に。
ねずみ男から通販のノウハウを教えてもらった半魚人は独占欲を高め、ねずみ男を切る事に。
その事を聴いたネズミは猫に知らせ、猫と一緒にネコ娘に知らせに。
ネコ娘は他の仲間と共にかまぼこにされた鬼太郎を取り戻す策を思案。
同じ頃、投資家横井沢翼との婚約発表をアイドルユニット電池組のメンバーの一人が行っていた。
砂かけ婆の働きによって鬼太郎かまぼこの全回収に成功。
妖怪病院で鬼太郎を再生する事に。

半魚人はかまぼこ事業で大儲けをしていて、銀行からの融資もあって羽振りもかなりのものに。
メイドを雇い入れるため面接をした半魚人はメイドに一目惚れをして求婚を申し込む。
「妖怪とは結婚は無理です」
と断るメイド。
人間にしてもらうべく妖怪病院に行く半魚人。
「人間になったら二度と妖怪に戻れなくなる」
と念押しをされ、人間になってメイドが待つ自宅に帰宅する半魚人。
メイドは鬼太郎の女装であった。
正体をばらした鬼太郎はその場を去る。

ねずみ男によって不適切な行為(いわゆるバイトテロ)をされた半魚人のかまぼこ会社の株価は大暴落。
銀行は融資の打ち切りと返済を求めに来る。
投資家横井沢翼はかまぼこ株の暴落によって婚約解消を余儀なくされる事に。
元半魚人は電車に飛び込み自殺しようと考えるが、踏みとどまるも妖怪に戻りたいと嘆く。

下記動画はダイジェスト版です。

水木しげる先生の「かまぼこ」を原作とした本作は5期までのテレビシリーズでも数回取り上げられていました。



原作と5期までのシリーズでもやはり女装していますが



今回は

かつて天知茂さんが演じた明智小五郎のように

偽の顔を剥いで正体を明かす鬼太郎。



ゲゲゲの鬼太郎は水木しげる先生の原作でも風刺を描いていましたが、オブラートに包んだ形で5期までのテレビシリーズも然りでした。

一昨日の話にはギャグシーンもありましたが原作を重視しながら通販・資産運用・投資家・ブラック企業・バイトテロ・株の暴落・融資の貸し剥がし・メイドと言ったオブラートでなくしっかりとした現在の世の中を象徴するワードが入っていました。
初期のテレビシリーズとは違っておどろおどろしいのは薄くなっていますが、妖怪より恐ろしいのは人間であると言うのを表してもいてネットの一部では神回とも言われていますね。

5期までの鬼太郎は女性声優が声をあてていて、今作も沢城みゆきさんが担当しています。
メイド(女装)の鬼太郎も沢城みゆきさんです。

画像・動画はネットから借用しました。





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最終更新日  2019年06月04日 06時25分21秒
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