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2022年02月26日
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どてらい男(やつ)は
1973年(昭和48)10月から1977年(昭和52)3月まで放送していたドラマです。
関西テレビ/181回

原作は花登筺(はなと  こばこ)先生の同名小説。
主演の西郷輝彦さんには花登筺先生から直々のオファーがあったそうです。
西郷輝彦さんが歌手から俳優への転機となった作品でもあります。
3年半におよぶ長期ドラマで最高視聴率35%を超えていたので、人気の高さがうかがえますね。
タイトルのどてらいは紀州弁で凄い・とんでもないという意味だそうです。

昭和10年、福井から西郷輝彦さん演じる山下猛造(やました  もうぞう)が大阪・立売堀(いたちぼり)にある機械工具問屋  前戸文治商店に丁稚奉公に入る。
新人丁稚らしくない言動に主の前戸や先輩店員から生意気と反発を喰らう。
特に番頭の竹田からは執拗な嫌がらせを。
先代の娘の弥生・岡田支配人・同郷の親友で丁稚仲間の尾形・竹田の愛人であったが竹田の行動に愛想を尽かした女中のお秋といった理解者を得て困難を乗り越えていく。
下の相関図を参照してください。

前戸商店のやり方に以前から不満があった山下猛造は独立をする。
招集令状が届き入隊するが、病気を理由に早々に除隊。
2回目の招集が届き、これは生きて帰って来れないなと感じ入隊。
入隊した部隊の班長は坂田軍曹(藤岡重慶さん)で、元は風呂屋の下働きでインテリや頭のある者に対してコンプレックスを持っていた。
口が達者な山下猛造は目をつけられ、本来なら「山下二等兵」もしくは「山下」と言うべきところを「やまぁしたぁ」「猛(もう)!」呼び捨てにし事ある毎にしごきぬく。

また、森次晃嗣さん演じる京都帝国大学で統計学を学んでいたインテリの海野(うんの)・なべおさみ演じるコソ泥上がりで山下猛造を心服し、兄貴と呼んで慕う馬方(うまのえ)は共に坂田軍曹からしごきを受けつつも部隊内でアイデアを考えて金儲けをする。

どてらい男は戦後編から放送の曜日と時間帯が変わるのですが、ドラマのラスト後に西郷輝彦さんが放送日と時間帯が変わる事を視聴者にお知らせをするシーンがありました。
父が見ていた関係で一緒に見ていたのですが、父は戦後編以降は時間帯の変更でほとんど見ていませんでした。
父は特に兵役の時が面白かったようで
「藤岡重慶はいい役やっているな」
と言っていました。
戦争時、父は軍需工場で働いていました。

それまで火曜日夜10時から10時55分でしたが、戦後編・激動編・死闘編・総決算編は日曜日夜9時から9時55分に。



戦後編は1975年(昭和50)4月から放送。

花登筺先生は脚本も担当していました。
戦後編のみ脚本家  田坂啓氏と共作。
田坂啓氏は劇場版の脚本を担当。
(1975年2月公開)

原作は山善の創始者  山本猛夫(やまもと  たけお)氏をモデルにした小説で、山善は小説とドラマでは天守産業という名称になっています。
*山善は大阪でパチンコ店・ゴルフ場を経営しているYamazenグループとは無関係*
本放送時に原作の小説、ちらっと読んだ事あります。

のちに文庫化されました。
山善は扇風機・サーキュレーター・炊飯ジャーなどを扱っていて、家電量販店やホームセンターなどで見かけた方いるのではないかと。

下の動画は西郷輝彦さんが歌う、どてらい男の主題歌です。


 


どてらい男の特番として今春に西郷輝彦さん・田村亮さん・大村崑さんの座談会を撮って放送する予定だったそうです。

画像・動画はネットから借用しました。





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最終更新日  2022年02月26日 07時00分05秒
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