テーマ:家を建てたい!(9817)
カテゴリ:業界よもやま話
昨日、私が運営している『住宅CMサービス広島』の代表メールアドレスに一本のメールが入りました。
タイトルは『住宅プロデュース会社の功罪』です。 まずはこの方のメールをお読みください。 -----<ここから>---------------------------------------- 若本様 はじめまして。住宅プロデュース会社の、現在の評判について調べていたら、「まぐまぐー家作りで泣く人・笑う人」に行き当たりました。 偶然ですが、そこに出ている、●●を利用したことがあります。 ここ数年、プロデュース会社が増えていますが、この存在も、やはり過信は禁物だと思いましたので、メールいたしました。 「功」は、利用しないよりは、選択の幅が広がり、手直しなども要請しやすい。 「罪」は、プロデューサーと名乗るスタッフのほとんどは、住宅の知識のない素人集団であること。 そして、「欠陥住宅は作らせない」といきまく割には、施主の要望を建築事務所・工務店に強制する権限は持たないということ。 つまり、「責任のない仕事」と捉えられても仕方がありません。登録している事業者についても、特に建築事務所については、たくさんの、有名な顔ぶれをそろえるのが先決のようで、雑誌に作品を掲載された実績があることが重要で、仕事に対する誠実さは、関係ないようです。 住宅産業は、クレーム産業である、に大いに賛同します。プロデュース会社を使っているにもかかわらず、「一言言っておいてくれたらよかったのに」ということがたくさんありました。そういうことは、特に、細かいこと、でも、毎日視界に入る、手で触れるところのことが多いのです。原因は、おそらく、建築家の「写真に写らないからいい」の感覚に由来しているように感じました。 「床が傾いていなければ、欠陥住宅ではないのか?」と、贅沢な話ではありますが、思いました。 もともと、建築事務所・工務店が良識ある仕事をし、施主がシッカリとしていれば、この、責任感のない中間マージン的存在は、必要のないものではないでしょうか。 悪い、ということはありませんが、まだ、整備されていない分野と言いますか、消費者が期待するほどのことはないかもしれない、という感想を持ちましたので、お伝えしたかっただけです。 お忙しい中、お読みいただきありがとうございます。お返事はけっこうですので。 〈HNで失礼します〉ねこ -----<ここまで>---------------------------------------- メールの主に返信をし、「これから家づくりをされる方に役立つのなら」と、このメールを公開する事について了承をいただきました。 住宅メーカーの営業が素人を採用しているように、 プロデューサーまで素人だとお笑い者ですね。 自戒を込めて・・・ ちなみに「ねこさん」が行き当たったメルマガはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.08 13:47:01
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