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カテゴリ:対中関係
小泉さんは靖国に行ってしまったが、
私の頭は営業の方法を考えるのにテンパっている。 そんな精神状態せいかこの問題に関して反応が遅れてしまい、 ネットや新聞、その他の中国在住ブロガーのみなさんより、 私ののほほん度は高そうである。 あちこちブログを渡り歩き、 反響の大きいニュースソースであったことを改めて確認する。 ホンマにお前、メディアに関係してた人間なのか? ネットで小泉総理の靖国参拝の一報を知って、 「おいおいおい、やっちゃうの?」と思わず声が出てしまったものの、 これで4月のようなデモにつながるのではという危惧は 自分の中にほとんどない。 例えそれは、日本の母が参拝の当日 「また小泉さん、靖国行っちゃったから、 アンタ、くれぐれも気をつけてよ~」と 電話があっても、日本大使館から注意喚起のメールが来ても。 むしろ気になるのは、両国のメディアがさかんに取り上げることによって 双方のごく一部の人間を刺激したり、サイバー攻撃の口実を与えたりすることで、 変なとばっちりを受けることである。 このところちゃんとしたビジネス仕様の格好で 1元のバスに中国人と隣り合わせて乗っているのだが、 傍目から見るといかにも外国人なので、 いきなり殴りかかられても、それは私の危機管理力がない、 そして自己責任という結論に至るのであろうな。 本当なら用心してタクシーに乗るとか、 中国人みたいな格好した方がいいんでしょうが、 私のプライドが許さん!(何のプライドだ?/笑) 幸か不幸か、靖国参拝の当日は、 中国では有人宇宙船・神舟6号が無事帰還、 おまけに中国の文豪・巴金が亡くなったりで、 こりゃあ、小泉さんとその側近たちはこの日を狙ったんだろうか?と その絶妙さに舌を巻く。 よって、見たところ中国メディアの取り上げられ方が大きくなったのは 参拝当日というより、その翌日という印象を受ける。 とは言え、また政権内での上へ下への大騒ぎによって 民衆の不満が噴出しそうかというと、その空気はほとんど感じていない。 昨夜はタクシーのおじさんに日本人とすっかり見抜かれたが、 なぜだか「演員(女優)なのか?」と意味不明な質問を受け、 大笑いで車を降りた。報道だけ見ていると、よくまあ絡まれないねと不思議なのだが。 また一方で、見えない手が動いている気がしなくもない。 ちなみに昨日今日、鳳凰衛視(フェニックスTV)はフセインの裁判に注目の模様。 ひとまず靖国に関して報道していながらも、 どこかで注目度をコントロールしている意図が見え隠れしている。 こういう時だからといって、びくびくしながら下向いて街を歩く必要はない。 ただ、中国人が眉をひそめたくなるような、 おバカな言動を公然としなければいいというだけのこと。 ご心配のみなさん、今回は、多分大丈夫です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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