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カテゴリ:中国の日本人
日本の大晦日は、静かだ。
家族で紅白を見て、実家だと10時半くらいに年越しそばを食べ始める。 年を跨いだら、即自宅の神棚と仏壇に手を合わせ、床に就く。 北京の大晦日は、外は静かだ。 でも日本人がいる場所は意外に騒々しい。 当然家族だけでひっそりすごすお宅も多いのだろうけれど、 それなりに自由が効けば複数人が集合して、 年越しパーティーをする。 多分日本国内と北京を比較した場合、 日本人が年越しパーティーをしている確率は北京のほうが高いと思う。 また2008年もおかげさまでMさん宅で十数人で年越し。 お手製の料理+ケータリング、持ち寄りで すこぶるテーブルの上はにぎやか。 紅白が終わったら、まず日本の新年を祝う。シャンパンで乾杯する。 そして1時間後に中国の新年の到来を祝う。またシャンパンで乾杯。 一夜に2度祝杯があげられる。 ちなみに、かつて私は北京の年越しをこのように感じていた。 カウントダウン2006 カウントダウン2007 元旦は、日本から遊びに来ている元北京特派員・F女史と 毎度のメンバーで飲茶。 中国で重要なのは春節だけど、元旦もお休みになっているので、 店内も休日の賑わい。 全員日本人、それも一人を除き女性なのに、 お店に対しての要求が一番うるさくて細かい。 翌日、目が覚めてテレビをつけたら、箱根駅伝の生中継中だった。 実は我が家はルームメイトが設置してくれた インターネットロケーションシステムのおかげで、 日本のメイン局の放送が全部見られる。 おかげで、今年は紅白を見ていても、大体どんな歌手か予測がついた。 翌日も午前中は、箱根駅伝。 自分でおせちをつくるのはめんどうだったので、 せめてもと思って作ったぜんざいをすすりながら観戦。 北京って、どんなに不自由な場所かと思われているみたいなんだけど、 いつのまにやら日本と同じようにおせちも販売されているし、 絶対数は少ないけどここなら間違いがないというケーキ屋もあるし、 おまけに年末年始のテレビなんか見られたら、何の問題もない。 こんな正月三が日を過ごしながら、 すごい時代になったもんだと感心した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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