38歳のお仕事日記（島根県松江市）

こんばんは♪(^∀^)


今日はずっと書きたかったのですが、

フィリピン旅行記を連載していたので、

とりあえず延期しておりましたお題

「部下の指導について真剣に悩んでいます」

について単発で書かせてください。



昨年から担任している部下。

男子。３０歳代半ば。某国立大学工学部卒。ハイテク系の研究員から我が社に転身。



何を悩んでいるか？？？



仕事の能力が著しく劣っていることです。



これまでの日記の中では男子Ａとか男子Ｂとかそんな名前で登場しておりました。



１年間、真摯に、ワシと彼、二人三脚で能力向上に取り組んで参りました。



能力レベルが「下の中の下」から「下の中の中」に近いところまで、

昨年１年間で向上させてみました。



しかし。。。

「中」クラスの能力を持っているヒトが

若干の残業(１日１時間くらい)をしてこなせる程度で、

経営計画は組まれております。



「上」クラスのヒトは残業ほとんどなし。

鼻歌を歌いつつ仕事をこなし、プライベートはゆったりと♪



「中」クラスのヒトは月に２０時間くらいの残業をするのですが、

過労に陥ることもなく、

ごくごくフツーの人間的なサラリーマン生活を謳歌しております。



で、「下」クラスのヒトなんですが。。。



まず「下の上」クラスのヒト。

月に４５時間を超える残業は基本的に禁じられておりますので、

風呂敷残業(仕事を家に持ち帰って行うこと)をして

ナントカ「中」クラスに近い実績を残しています。

傍目から見ていると、いつも疲れています。

気の毒です。

多分、この仕事に向いていないのではないかと思います。

かと言って、転職することもままならず。。。



次に「下の中」

日々、地獄です。

生徒でもないのに、日々上司から叱られています。

風呂敷残業をしても、根本的な能力不足のためか、結果が残せず、

もう気の毒としかいいようがありません。

若いヒトには転職をお勧めします。

若くないヒトには。。。

気の毒ですが、地獄の日々を送ってもらうしかありません。

適材適所という言葉がありますが、

このクラスの方に適所は存在しません。

で、昨年から担任している部下はこのクラスに属しているわけです。



最後に「下の下」

不思議とこのクラスの方は、

態度がデカイです。

やる気がないのです。

解雇しない理由は、

とりあえず出勤しているし、

能力不足の解雇は、なかなか難しい事情があるので

人事が面倒くさがって放置しているのです。

とは言え、何かの事情で整理解雇を行う必要が出てきた時のために、

ほとんどの方は予定対象者名簿に登載されています。

まぁ、我が社の貴重(？)な人罪です。

ほとんどの方と書きましたが、一部の方はどうなっているのか？

政治家等の有力者ガラミの方です。

まぁ、有力者ガラミの方は、仕事はできなくても、飼っておくだけで役立ちます。

※有力者ガラミの方が皆「下の下」クラスにいるわけではありませんので念のため。





さて、昨年から担任している部下。

「下の中」クラスですので、日々、ワシから叱られているわけですが、

叱っているほうも憎くて叱っているわけではないのです。

むしろ、心配で仕方がありません。



この「下の中」クラスに属している方が、

仕事ができない原因のほとんどは、

仕事頭が悪い

からなのです。



例えば、

ことこまかく仕事のやり方を説明しても、間違って理解をする。

思い込みが激しく、同じ間違いを繰り返す。

仕事に行き詰るとあせってしまい、よけいに出来が悪くなる。

といった感じでしょうか。



この仕事頭ですが、学歴とは関係ありません。

さすがに東大と京大卒の我が社の社員では、

仕事頭が悪いヒトにはお会いしたことがありませんが、

旧帝国大学卒ですと仕事頭が悪いヒトの比率は、

駅弁大学・私大・高校卒とたいして変わりません。



いい学歴を持っていても、仕事の場ではパッとしない、

むしろ足手まといなヒト。。。



以前にも似たようなことを書きましたが、

生徒・学生が楽チンなのは、

成績で序列がつけられないこと。

テストの成績が悪くても教師と保護者に注意されるくらいです。



ところが社会人になりますと、成績が悪いと生活に直結します。

家族も抱えていますからね。

ですから、皆さん、必死に成績を上げようとするわけですね。





部下の指導いったいどうしましょう。。。


日々、自問自答しています。





ここまで書いて、フェイク前妻から召集がかかりました。

行ってきます。



皆さん、出来の悪い子ほど可愛いといいますが、

私もこの部下が可愛くてなりません。

身の立つように、なんとかしてやりたいのですが、

どうしたらよいでしょうか？



では、おやすみなさい。