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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:Standard
【スタンダード・ナンバー】
ビヨンド・ザ・シー Beyond The Sea 【海の彼方に】 原題:La Mer(ラ・メール) 原詞:フランス語 この曲「ビヨンド・ザ・シー」の原曲は、 イヴ・モンタンの「枯葉」、エディット・ピアフの「バラ色の人生」などと並んで、 シャンソンを代表する名曲である「ラ・メール(海)」という曲で、 フランス人のシャルル・トレネが1945年に作詞・作曲し、自ら歌った曲です。 その原曲は、しっとりとした語り口で、まさにシャンソンならではの味わいがあるものです。 アメリカでは、ジャック・ローレンス(Jack Lawrence)によって英語の歌詞がつけられ、 1958年に、フランク・シナトラと並び称されたボビー・ダーリンが歌い、 「ラ・メール」は「ビヨンド・ザ・シー(Beyond The Sea)」と題され、ヒットしました。 そして、それはアメリカらしいアレンジで、軽快でスウィンギーな曲になりました。 ボビー・ダーリンは当時人気が高く、 そのレパートリーはジャジーなものからロックンロールまで幅広いものでした。 そしてその歌声はフランク・シナトラを彷彿とさせるものですが、 どこか切なくて、はかないものを感じてしまいます。 ボビーがまだ10代の頃、母親と医者が自分の心臓が弱いため、 もしかしたら15歳くらいまでしか生きられないかもしれないと話しているのを、 陰で聞いてしまったというエピソードが残っています。 実際には37歳まで生きましたが、それにしても若くして亡くなったのでした。 それを思って彼の歌声を聴いてみると、 「Somewhere...(どこかで)」と歌うボビー・ダーリンの声が、 何か一筋の希望を求めているようにも聴こえてきてしまいます。 2004年にケビン・スペイシーがボビー・ダーリンを演じた映画、 『ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~』のタイトル名にもなりました。 近年では映画『ファイティング・ニモ』のテーマ曲として使われ、 また、日本ではトヨタ「エスティマ」のCMソングとして2006年から2007年に使われました。 その「エスティマ」のCMソングはボビー・コールドウェルの歌のもので、 彼の1996年のアルバム『ブルー・コンディション』に収録されています。 なお、2008年2月から現在の「エスティマ」のCMソングは、 クレモンティーヌ(Clementine)の歌で「ラ・メール」が使われています。 ***** ビヨンド・ザ・シー Beyond The Sea 【海の彼方に】 原題:La Mer(ラ・メール) 原詞:フランス語 作詞(フランス語)・作曲:シャルル・トレネ(Charles Trenet) 1945年 英語詞:ジャック・ローレンス(Jack Lawrence) 海の彼方の どこかで、僕を待っている 僕の恋人は、金色の砂の上に立っている そして、出航する船を見ている 海の彼方で、 彼女は、僕を気にかけている 僕が高く鳥のように飛ぶことができるならば すぐに彼女のもとへまっすぐに進んで行くだろう それは、遠い星の彼方 それは、月を越えた向こう側 でも僕は、わかっている 僕の心は、すぐに僕をそこに導いてくれると 僕たちは、岸の向こうで会うだろう そして僕たちは、昔のようにキスを交わす 僕たちは、幸せな海の彼方にいる そして僕は、決して二度と航海に出ることはない! 【ジャズ】人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2008 02:41:08 PM
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