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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:Jazz Memorandum
【ジャズ理論の基本:3】
少しは役に立つかも・・・ジャズ理論の基本は、まず英語で音名を覚えることから始まる。 英語の音名が、コード・ネーム(和音名)の基本にもなってくるので重要なこと。 音名(おんめい)、(pitch name) 音それぞれに付けられた固有の名前(呼び方)を音名という。 音名には半音の変化のないピアノの白鍵の音にあたる音名の幹音名(かんおんめい)(natural tone name)と、 変化記号が付き半音変化したピアノの黒鍵の音にあたる派生音名(はせいおんめい)(alteration name)に分けられる。 ここで注意が必要なことは、音名は国によって名称が異なるということ。 ジャズはアメリカで創られた音楽なので、音名は必ず英語読みを使うこと。 まぎらわしくなるので、特にドイツ語読みとは混同しないように注意すること。 *** ここまで、1回目と2回目で説明しました。 とにかく、音名は英語でわかるようにすることがジャズ理論の基本になります。 これは学校の義務教育では教わらないことなので、新たに勉強しなくてはなりません。 日本の義務教育の音楽では、音名は「ド」、「レ」、「ミ」・・・で教えられますが、 ジャズやポピュラー音楽では「C(シー)」、「D(ディー)」、「E(イー)」・・・になります。 音名は全部で21コ。 そのすべてを、瞬間的にピアノの鍵盤などで認識ができるようにすることです。 そうしないと楽譜(ジャズではリード・シートという)に示されているコード(和音を記号で表したもの)が理解できないので、 スムーズに演奏ができないでしょう。 ●ドから高音側(上)へ半音ずつの音名 01.ド=C(シー) 02.ドのシャープ=C♯(シー・シャープ)=レのフラット=D♭(ディー・フラット) 03.レ=D(ディー) 04.レのシャープ=D♯(ディー・シャープ)=ミのフラット=E♭(イー・フラット) 05.ミ=E(イー) 06.ミのシャープ=E♯(イー・シャープ)=ファのフラット=F♭(エフ・フラット) 07.ファ=F(エフ) 08.ファのシャープ=♯F(エフ・シャープ)=ソのフラット=G♭(ジー・フラット) 09.ソ=G(ジー) 10.ソのシャープ=G♯(ジー・シャープ)=ラのフラット=A♭(エー・フラット) 11.ラ=A(エー) 12.ラのシャープ=A♯(エー・シャープ)=シのフラット=B♭(ビー・フラット) 13.シ=B(ビー) 14.シのシャープ=B♯(ビー・シャープ)=ドのフラット=C♭(シー・フラット) ↓ 1オクターブ上の同じ音名の繰り返し 「ド=C(シー)」 *** A(ラ)が音の高さの基準 ちなみに、アルファベット最初の文字である「A」は「ラ」の音で、「ド」でないのは、 Aの音の高さが基準になっているからです。 世界共通で、ピアノのほぼ中央のA(ラ)の周波数を、440Hz(ヘルツ)に定めています。 (近年では441~442Hzにすることもある。) この440Hzの2倍の周波数880Hzは、1オクターブ上のAの音、 また、440Hzの半分の220Hzは1オクターブ下のAの音になります。 1オクターブの間は均等に12分割されていて、その1つが半音です。 半音が12コ積み重なると1オクターブになります。 ピアノのC(ド)から1オクターブ上のC(ド)の間には、鍵盤が白鍵、黒鍵あわせて12コあります。 その鍵盤1コの隣同士が半音の関係になります。 【ジャズ】人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 29, 2008 09:58:52 AM
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