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薬師堂だより

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秩父武甲0231

秩父武甲0231

2017.02.11
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受験子の祈る奥山文殊堂


矢に込めて豊穣祈る春祭

 秩父市から峠を幾つも越えた所に小鹿野町という町があります。
 そのまた一番山奥に秩父十三仏霊場の文殊堂があります。
 毎年2月11日は文殊堂の縁日で、受験を控えた子供達や父兄で賑わいます。
 じじ馬鹿、ばば馬鹿で、私達も離れて暮らす孫の為にお詣りに出掛けました。
 駐車場が狭い為に、途中で消防団によって止められ、道の端で待たされました。
 1台出てくると、1台が入れるという状況で、4台目で待っていましたが、そのうち10台くらい私達の後に列が出来ました。
 40分位待って駐車場へ入れました。
 急な階段を腰の曲がった老婆がやっと上っていきました。
 落ちないかと心配しながら後から上りましたが、話を聞くと私達と同じで、孫のためにお詣りに来たと言っていました。
 沢を隔てた杉林の中では、諏訪神社の「的矢(まとや)の神事」の準備が行われていました。
 大きな的に矢を当ててその年の天気を占い、豊作を祈るという祭です。
  桃の枝の弓から放たれた矢(篠竹)の命中により天候を占うというもので、
 ■的の白色部分に当たる・・・晴
 ■的の黒色部分に当たる・・・雨
 ■的を外れる・・・天候が荒れる
 という決まりになっています。
 一番下の写真がその様子です。
 見学してこようと思いましたが、待っている車の事を思うと、もう二度見ているので帰ることにし、的に向かって柏手を打ち、祈ってきました。
 やはり何台もの車が待たされていました。 
 底冷えする山奥の縁日ですが、心が清らかになったような気がしました。





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Last updated  2017.02.11 18:15:16
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