尿検査:潜血
病院で行われる検査シリーズの第11回目です。テーマは尿潜血反応。
どんな検査?
尿の通り道である臓器(腎臓や尿管、膀胱など)に異常があると、尿の中に赤血球が混じることがあります。
検査には試験紙(リトマス試験紙みたいなもの)に尿をつけて判定する方法と尿を顕微鏡で見る方法があります。
陽性を示す主な病気は?
腎臓疾患:腎癌、急性腎炎、慢性腎炎、腎結石、腎結核、腎臓の外傷など
尿管疾患:尿管結石、尿管腫瘍
膀胱疾患:膀胱炎、膀胱腫瘍、膀胱結石
尿道疾患:尿道炎、淋病、前立腺炎、尿道の異物など
注意すべきポイント
1)潜血反応は、赤血球だけでなく赤血球の中にあるヘモグロビンはもちろん、ミオグロビンという成分にも反応します。
2)試験紙法ではアスコルビン酸(ビタミンC)で反応が阻害されます。
3)1回の検査だけでは判定が難しい。また、一過性で病的でない場合もあり、注意が必要です(健康な場合でも尿に微量の赤血球が混じることがあります)
4)運動によって尿潜血反応が陽性になる場合があります。
5)生理中の場合は、生理が終わってから検査をする必要があります。
今日はここで終わりです。では続きをお楽しみに
せっかくですから、病院で行われる検査シリーズのリンクを張っておきますね。
第1回 赤血球数
第2回 ヘモグロビン・ヘマトクリット値
第3回 多血症
第4回 貧血症
第5回 白血球数
第6回 血小板
第7回 尿検査:総論
第8回 尿検査:色調
第9回 尿検査:尿量
第10回 尿検査:尿糖
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