野球場日記

　交流戦、期待以上におもしろい！８日に見てきた合併球団ＶＳドラゴンズも素晴らしい試合でした。
　マスコミがよく取り上げている「新球団イーグルスＶＳ７１年の歴史あるジャイアンツ」「赤星の足ＶＳ城島の肩」「古田の頭脳ＶＳ新庄の感性」「松坂ＶＳ清原」以外にも、注目すべき対決はたっぷりある。野球場で生観戦するファンの目から、特に楽しみな見どころを選んでみました。

　◎マリーンズ対タイガース　応援団対決
　応援歌とメガホンのタイガースと、声と手拍子のマリーンズ。どちらもすごい応援で、しかもその対比が楽しめる。
　５月１０（火）・１１（水）・１２（木）　千葉マリンスタジアム
　６月３（金）・４（土）・５（日）　＊予備日６（月）　甲子園球場
　
　◎ライオンズ対ドラゴンズ　日本シリーズの再現
　バツグンにおもしろかった去年の日本シリーズのカードが再び。今度は福留もいるぞ。
　５月１０（火）・１１（水）・１２（木）　西武ドーム（インボイスＳＥＩＢＵドーム）
　５月３１（火）・６月１（水）・２（木）　ナゴヤドーム

　◎カープＶＳ合併球団　ボールパークを楽しもう
　僕が日本一の野球場だと思っているグリーンスタジアム神戸（スカイマークスタジアム）、内外野とも芝生席のある尾道しまなみ球場、生ビールｏｒ焼酎の飲み放題セットやサインボールセットなどサービスチケット充実の広島市民球場で開催されます。のんびり野球場を楽しんでみたい方や、まったり野球を見たい方におすすめ。
　神戸では、５月１３日に恒例の花火ナイト、１４日はグラウンドでの親子キャッチボール、１５日は神戸の交流戦最後のデーゲームで子どもベースランニング体験が行われます。
　５月１３（金）・１４（土）・１５（日）　＊予備日１６（月）　グリーンスタジアム神戸（スカイマークスタジアム）
　６月３（金）　尾道しまなみ球場　４（土）・５（日）　広島市民球場

　◎ドラゴンズ対ホークス　幻の日本シリーズ
　ホークスがパ・リーグ１位になりながら、去年は実現しなかった対決。激戦必至。
　５月１３（金）・１４（土）・１５（日）　ナゴヤドーム
　５月２７（金）・２８（土）・２９（日）　福岡ドーム（福岡Ｙａｈｏｏ！ＪＡＰＡＮドーム）

　◎ライオンズ対ジャイアンツ　河原・松坂ＶＳ巨人打線
　河原が古巣Ｇに意地を見せるか。松坂は２００２年日本シリーズのリベンジだ。
　５月１３（金）・１４（土）・１５（日）　西武ドーム（インボイスＳＥＩＢＵドーム）
　６月１０（金）・１１（土）・１２（日）　東京ドーム

　◎ファイターズ対ベイスターズ　ハマの新庄
　かつて、自由でおしゃれなベイスターズへの憧れを語っていた新庄。派手な活躍を見せつける。
　５月１３（金）・１４（土）・１５（日）　札幌ドーム
　６月７（火）・８（水）・９（木）　横浜スタジアム

　◎カープ対マリーンズ　赤と黒
　レフトにも年間指定でカープファンが陣取る市民球場、その上をマリーンズファンのビジター黒ユニフォームが埋め尽くすのか。
　５月１７（火）　福山　１８（水）・１９（木）　広島市民球場
　５月３１（火）・６月１（水）・２（木）　千葉マリンスタジアム

　◎ベイスターズＶＳ合併球団　日本最速ストレート対決　Ｖｏｌ．１
　ともに日本最高球速１５８Ｋｍを記録したクルーンと山口が直接対決。
　５月１７（火）・１８（水）・１９（木）　大阪ドーム
　６月１０（金）・１１（土）・１２（日）　＊予備日１３（月）　横浜スタジアム

　◎カープ対イーグルス　イーグルス戦力補強に唯一協力した市民球団＋ベースボールドッグ
　球団合併に賛成票を投じなかった市民球団カープ。新球団イーグルスにも、他球団が戦力提供しないなか、玉木を譲渡。５月２１日にはベースボールドッグ・ミッキーが、初めてユニフォームを着て登場。
　５月２０（金）・２１（土）・２２（日）　＊予備日２３（月）　広島市民球場
　６月１０（金）・１１（土）・１２（日）　＊予備日１３（月）　フルキャストスタジアム宮城

　◎スワローズＶＳ合併球団　日本最速ストレート対決　Ｖｏｌ．２
　こちらもともに日本最高球速１５８Ｋｍを記録した五十嵐と山口が直接対決。
　５月２０（金）・２１（土）・２２（日）　＊予備日２３（月）　神宮球場
　５月３１（火）・６月１（水）・２（木）　大阪ドーム

　◎ホークスＶＳタイガース　２００３年日本シリーズの再現　球界最高峰の足と肩
　２年前の日本シリーズで先発できなかった福原、故障もあって活躍できなかった赤星が燃える。福本以来の年間１００盗塁達成もあり得る赤星と、座ったままの２塁送球で小坂を刺した城島との対決は、やはり見物。ちなみに、５月２０日は王監督の誕生日。
　５月２０（金）・２１（土）・２２（日）　福岡ドーム（福岡Ｙａｈｏｏ！ＪＡＰＡＮドーム）
　５月３１（火）・６月１（水）・２（木）　甲子園球場

　◎ドラゴンズＶＳイーグルス　元ドラゴンズ勢大挙凱旋
　山崎・中村・関川をはじめ、益田・小山・酒井・紀藤、さらには田尾監督をはじめ首脳陣にもドラゴンズ出身者の多いイーグルス。田尾監督が理想とするドラゴンズ野球に挑む。
　５月２４（火）・２５（水）・２６（木）　ナゴヤドーム
　６月７（火）・８（水）・９（木）　フルキャストスタジアム宮城

　◎ベイスターズ対ホークス　変則打法の競演
　種田のガニ股打法とバティスタの超オープンスタンスが１度に楽しめる。ある意味、最もお得なカードかも。種田の打席では、ベイスターズ応援団にも注目。種田と同じ姿勢をとる”タネダンス”が見られます。
　５月２４（火）・２５（水）・２６（木）　横浜スタジアム
　６月１４（火）・１５（水）・１６（木）　福岡ドーム（福岡Ｙａｈｏｏ！ＪＡＰＡＮドーム）

　◎マリーンズ対ベイスターズ　マシンガン打線ＶＳマリンガン打線　リターンマッチ
　１８－０で大敗したベイスターズが、目の色変えてかかっていくはず。
　５月２７（金）・２８（土）・２９（日）　＊予備日３０（月）　千葉マリンスタジアム

　◎ドラゴンズＶＳ合併球団　竜のリベンジ　岩瀬ＶＳ谷
　連敗中の合併球団に負け越したドラゴンズが、Ｔ・ウッズを加えて奮い立つ。初対戦で得意のスライダーを二塁打された岩瀬が、復調した谷をどう抑えるか。
　６月１４（火）・１５（水）・１６（木）　ナゴヤドーム

　この他にも、セ・リーグの球場で打席に立つ松坂（Ｌ）のバッティング、ＤＨ制によって破壊力が増しそうなベイスターズ・ジャイアンツ、逆にＤＨ制で守備を堅くできそうなカープ、ＤＨで復帰した濱中（Ｔ）、何とレフトを守る松中（Ｈ）など、交流戦ならではの魅力がいっぱいです。

　生観戦に行けば、ラミレス（Ｓ）や新庄（Ｆ）のパフォーマンスも見られるし、各チーム独特の応援風景も楽しいものです。
　パ・リーグの球場と横浜スタジアムでは、ビジターチームのヒーローインタビューも場内放送されますよ。
　これまでパ・リーグの試合がほとんどなかった広島や名古屋、そして全国の野球場にお客さんが増えるといいなあ。

　＊雨天などで中止になった試合が、毎週月曜日に設定されている予備日を使っても消化しきれなかった場合、６月１７（金）・１８（土）・１９（日）・２０（月）に開催される予定です。