どこそこの職員が飲酒運転で逮捕!
なんていう記事が毎日のようい誌面をにぎわしていてちょっとした流行りのようです。
でもなんか違うような気がする。
飲酒運転がいけないのがもちろんなんだけど、でも根本的な問題は飲酒運転そのものではなくって運転する人間の技術、知識、心構えの欠如でしょうに。
飲酒運転も、携帯で話しながらの運転も、iPOD操作しながらの運転も基本的には同根のものだと思うので、「飲酒していないからいい」とかだから自分は優良ドライバーなんてことは言えないような気がするのである・・・まあこの話は以前したからやめとこ。
思いかえせば自分だって過ちは犯してきた。
私は飲酒運転はともかく飲酒登山の常習犯なのだ。
どんな困難な山にも酒を持ち上げ頂上での乾杯にこだわってきた。
谷川岳の岩場あたりでは、登り切った壁の上で乾杯するんだけど、飲んだ後で何ピッチもの懸垂下降があったりするし、雪山では頂上に立ったところでまだ危険は去っていないのである。
それでも飲んだ。
例えば北岳バットレスの4尾根から中央稜を単独登攀で登り、頂上に着く頃には午後5時くらいになってるの。そこでビール1缶で乾杯し、下山開始。日暮れと競争でぶっとばして下山し、普通なら5時間かかる道を3時間で下って、最後のの方はもう真っ暗で、もう空腹とのどの渇きでへろへろになって頂上で1杯飲んだことなんて心も体も忘れているわけです。
さてこの後で車を運転したら飲酒運転になるのかな?
要は体内のアルコール濃度によるのでしょうか?
そういえば最近、こんな自家製アルコールチェッカーなるものが馬鹿売れだとか?
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二日酔いの朝の運転もこれでチェックすれば大丈夫!
逆に言えばこれで反応しなければ飲んでも安心して運転できるということか?
軽く1杯飲んだ人より、3日間眠っていなくて激しく疲労している人の運転の方が危険なような気がするが。アルコールチェックだけじゃなくて、疲労度なんかも含めて、運転しちゃだめな人はだめ!っていうような装置も開発されてくるのだろうなあ・・・