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テーマ:大河ドラマ『篤姫』(422)
カテゴリ:テレビ・アニメ・映画
色々な意味で面白い回でした。
家茂が死去するという重い内容だったのですが、薩摩側がコメディ路線だったこともあり、とてもメリハリが効いていましたね。 静の幕府、動の薩摩といった感じでしょうか。 薩摩では、何を思ったのか帯刀がいきなり土下座して、お近さんにお琴の存在を暴露。 そりゃ、お近さんも怒りますよね(^^; お龍の取りなしで結果的には事なきを得ましたが、帯刀は本当にお近さんに頭があがらないというか・・・ ふたりのやり取りは笑いが止まりませんでしたよ。 でも、ささやかな仕返しはナイスです! 一方の幕府は終始停滞ムード。 かと思ったら、静まりかえった大奥で、突如として本寿院が宴会を始めてしまいますし、このあたりは流石です。 というか、大奥側はああするしかないというか、どうしても沈みがちになってしまいますから、本寿院の活躍がなければ完全に薩摩側に持って行かれてしまったかもしれません(笑) とはいえ、今回の見せ場はタイトルにもなっているように家茂の死ですからね。 志半ばで倒れなければならなかった家茂の心中はいかばかりかと。 これまでは声質のせいもあって、どことなく感情が伝わってこないような印象もありましたが、最期の場面は無念さが伝わってくるようでした。 全体として、今後ますます暗く重くなるであろう大奥と、あえてコメディ風に描いて笑いをとった薩摩との対比も面白かったですが、「大切な人が死んでしまう」という哀しみと、「生きてさえいてくれたら」という喜びの対比も今回の大きな見所でしたね。 次回も楽しみです。 【DVD】NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集 【DVD】NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月19日 22時16分22秒
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