山南飛龍の徒然日記

龍馬が新選組の頓所に乗り込もうとしたぜよ(´・ω・`) ﾅﾆｿﾚ?

【今回の流れ】
・龍馬と三吉は長次郎の妻・徳に遺書と写真を届ける
・薩摩の動きに疑念を抱き監視をしていた幕府
　薩摩藩邸に近づけない龍馬は三吉に薩長同盟の想いを語る
　龍馬はお龍にもう会えないと告げるが、お龍は拒否
・桂は木戸と名を改め、薩摩藩邸で西郷と会っていた
　木戸の申し出で、龍馬が来るまで交渉は中止
　理由を問う西郷に対し、木戸は「龍馬こそ信じられる」
・弥太郎は龍馬と疑われて新選組から取り調べを受ける
　ペラペラしゃべりすぎて、逆に疑いが濃くなる
・お龍の働きで、龍馬は会見場所が小松邸になった事を知る
　龍馬は新選組に捕まった土佐藩士を助けるため頓所に向かう
　乗り込む寸前、頓所から放り出される弥太郎
　しかし、弥太郎は薩長同盟が龍馬の提案だと幕府に話していた
・薩長交渉、薩摩から助けられるばかりの長州は面白くない
　龍馬の提案で、亡くなった志士達の意思も条文に加える事に
　薩摩満足、長州満足。薩長同盟締結(`・ω・´)

【感想】
龍馬伝らしい薩長同盟でしたね。
あえて薩長同盟をメインで描くことをせず、龍馬とお龍の互いを想う心、新選組に捕えられた弥太郎を助ける為に頓所へ乗り込もうとする龍馬、薩長同盟を画策したのは龍馬だと幕府方に口走る弥太郎、土佐の上士と下士を連想させるかのように見回り組から見下される新選組等、観る者の意表を突く事この上ない脚本だったと思います。
肝心の薩長同盟では、薩摩が長州を一方的に助ける内容には承服できないと言葉を詰まらす木戸に対して、龍馬が亡くなった志士達の気持ちを条文に盛り込む事で薩摩と長州の対立を回避し、全て丸く収めることに成功するくらいですからね。
弥太郎（その時は弥太郎だとは分かっていませんでしたが）を助ける為に新選組の頓所に乗り込もうとした場面によく表われていましたが、今後の命運を左右する重要な出来事よりも、他者を救いたいという自分の想いを優先して行動する龍馬伝ならではの龍馬の姿勢が極まった回だったとも言う事が出来るかもしれません。
次回もどうなるか目が離せませんね！


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