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       やまんばの家(^J^)・・・ 旅の途中で

やまんばの家(^J^)・・・ 旅の途中で

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2013.10.01
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9月28日(土)、

「歴史を拓くはじめの家」改め財団法人「志縁の苑」となってからの

二度目の集いに参加した。

 

苑のテーマは、

~愛に満ちて 歴史を拓き 心華やぐ 志縁を生きる~

 

根底に流れるのは「愛」。

怖れを手放し愛をもって関わることは、

やまんばの選択の軸とするありかただ。

 

もろさわさんは言う。

自然と出会い、歴史と出会い、自分と出会い、ひとと出会う、

「志縁の苑」はそういう「場」であると。 

 

自分に出会えてこそ、ほんとうの意味で他者にも出会える、

というのもわかる。

自己対決がなければ、

ほんとうの自分にも他者にも出会うことはできないだろうし、

苦しい作業ではあるが、

それを経てこそ新たな境地もひらけようというものだ。

 

今回、集いから帰る車の中で、

「歴史と出会う」ということはこういうことだったのかという深い気づきの感覚を得た。

 

このところ、もろさわさんの初期の著作を読んでいて、

「おんなの歴史・上・下」と「おんなもまた天皇制をつくった」も、

「ああ本物だ!」という感動をもって読み終えていたのだが、

集いの場で、2時間に及ぶ話を実際に聞いたことで、

体の中で何らかの化学反応が起きたのかもしれない。

 

ずっと気になっていた疑問がすっと解けたようなあの感覚。

原発、沖縄の基地、アベノミクス、オリンピック、法人の減税、TPPなどなど、

そうか、そういうことだったのか~と。

「今この世の中で起きていることはそういうことだったのか」と、合点がいったのだ。

だからといって解決の道が示されたというわけではないが、

先ずは気づけたことに感謝。

 

「おんなの歴史」は、学校で習った歴史とは質的に大きく違う。

権力の側からみた歴史ではなく、被支配者の側の視座をもって論じたおんな論であり、

結婚・家族論であり、権力とそれを支える体制を論じた歴史研究の書である。

 

縄文の暮し、源氏物語の時代の暮し、戦国時代の暮し、明治の暮し、

それぞれの時代の男と女のあり方が、

やまんばが暮らしているこの社会のあり方に直結するものであり、

今まさに歴史の潮流の只中にいるのだという、

気づきの瞬間をもたらした本であり、場であった。

 

また、女という差別される側にある者として感じてきた理不尽さへの怒り、

一方で、気づかないまま差別する側に組み込まれている身のやりきれなさ、

そういう感覚を生み出す根源が何であるかをも、論中に見た。

偏った見方だという人もいるかもしれない。

しかし、宮沢賢治と同じ地平に立っている人だ。

命と人権をベースにした、ブレのない生き方を選んでいる人である。






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Last updated  2013.10.02 01:07:28
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