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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2007/08/13
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カテゴリ:登山
三の沢取り付き
4:00 起床、5:22、出発。すぐに三の沢取り付きとなる。末端は雪渓が詰まっているが、壁からは離れている。

シュルンドの先に滝がかかる
壁の右端には滝がかかる。直登は不可能。シュルンドの下をくぐり、左手のガラガラルンゼを1ピッチほどフリーで登る。

ルンゼを1ピッチ詰めたトラバース地点
残置のボルトとハーケン、シュリンゲとカラビナがある。ここから懸垂できる。さて登攀路。右手の滝に向かってトラバースすることになるが、逆層のもろい岩質である。中間支点を取れそうな潅木は見あたらない。出始めの確保点すら見つけられない。悩みに悩んで、これ以上の登攀は無理と判断。残置を使って懸垂下降する。

シュルンドに落ち込む滝の流れ
ただ帰るのは悔しいので、シュルンドの下から滝の撮影を試みる。雪渓の上からは分からないが、15~20メートルほどの高さがある。

流れはシュルンドの下へ
冷たい流れは、スプーンカットのシュルンドの下へ消える。末端の雪渓には穴が開いていたが、そこに落ちてしまったらどうなるのであろうか。想像もしたくない。

真砂沢ロッジに戻り、成司さんに報告。幕営地を片づけて8:00に帰路につく。往路を素直に戻る。

八ツ峰とニッコウキスゲ
8:27 長次郎谷出合い。休憩がてら、写真撮影。登攀者以外の対象は、花である。岩をよじ上り、花に出来るだけ近づく。いろいろ構図を試してみるが、「いいのが撮れた」という確信には至らない。

ライチョウ親子
11:12 剱沢の詰所。昼食を兼ねて大休憩をとる。軽く行動食で済ませたやまやろうは、撮影タイム。ライチョウ親子がひょっこり顔を出したので、ここぞとばかりにシャッターを押しまくる。

剱に抱かれるライチョウ
もっと近づきたいが、相手を刺激してはいけない。ズームを利用して剱とともに。三脚が欲しいところだが、軽量化のため持ってきていない。12:06、出発。

12:47 剱御前小舎。ちょっと缶ビール。

雷鳥沢のクルマユリ
14:35 雷鳥沢野営地。ゆっくりゆっくり歩いているが、今日中にバスに乗れそうだ。

15:36 室堂ターミナル。高原バスの増発臨時便は定刻発車ではないので、来たら乗れる。爆睡。

17:10 立山駅。さすがに下界は暑い。真砂沢ロッジの夜が恋しい。

18:30 G会館到着。反省会をして解散。今回は目的の東面スラブを登攀することは叶わなかった。しかし、その全貌をこの目で見てきただけでも価値があるのかなと、気持ちを切り換えた。再挑戦する日がやってくることに期待したい。






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Last updated  2007/08/26 04:37:30 PM


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