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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2015/05/31
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カテゴリ:登山
毎年この時期には岩登り訓練が行われるG会であります。ここ数年本番の岩を触っていないのですがー。

会館に7時に集合してクルマ2台で雑穀谷に向かうものの、雨がぴたぴたフロントガラスを濡らす。雑穀谷に着いても霧雨みたいなものが、じっとりと服を湿らせていくのだ。しかし回復傾向にあると見越して、Aフェースに取り付く。

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雑穀谷は静かである。雨が降っていたとは言え、先客も後続もなかった、一日じっくりAフェースを使うことができたのだ。講師はやまやろうとなっているが、全て先日の講習会で得た情報である。メモに従って適当に話を入れる(人に教えるのは苦手がんす)。

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始めは岩が濡れていたものだから、登りなしで支点作り。確保態勢の確認など。雨は止みだんだんと岩も乾いてきたので、午後から実際に登りながらの操作おさらいとなった。お昼はなぜか全員がカップ麺を持参している(やまやろうは焼きそば)。ぞるぞると、美味しくいただきました。

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久々の岩である。やまやろうがトップとなって、Aフェースの中央を登っていく。当然ながら足元はクライミングシューズである。登山靴で登れたらかなりのものだが。うーん、しょっぱい。長らく岩に触れていないとフリクションの感覚が分からない。びくびくしながらの登り。そしてA0(エーゼロ)を2回もしてしまったよ(ハーケンにスリング通し)。

終了点には頑丈な支点がある。そこを使って確保。ATCガイドの方向にもたついてしまった。絵の通りにセットすれば(自分が確保側であっても)、問題ないのね。後続は支点のヌンチャクなどを回収しながら登ってくるのであるが、途中で若干降ろして欲しいという要求が来た。そこは習い立ての技術で、ATCガイドの小さな穴にダイニーマスリングを通し、上のカラビナ経由で引っ張って、ロープを抜重した。うまく緩めることができて目的を果たすことができた。

上部支点からの懸垂下降は、山岳警備隊仕込みの安全重視のバックアップ付き。ここは何回も練習しているから、難なくセットすることができた。

Aフェースを登って下りてで1時間以上使っている。場所初めはこんなものか、変な汗出るし。余った時間で連続懸垂(結び目の通過)をやってみた。半マスト+バックアップで下降してきて、ロープの結び目でエイト環に架け替え、バックアップも片手で付け替え、最後に上部半マストのカラビナから抜重して、結び目を通過する流れをおさらいした。

半マスト(ムンターヒッチ)、分かりますか? やまやろうはモタモタでした。ロープを傷めるようなので特殊な場合にのみ使いましょう。

15時過ぎに終了。夕方までみっちりやると疲れてしまうので、今回は早めに終わらせることにしていた。オラッチャには車数台が来ていたが、Aフェースに来る人はいなかったな。Bフェースには一組付いていたようだ。岩登りの練習をしても、沢登りにしか使われないのが寂しいね。岩登りをするのが難しくなっていくから仕方のないことなのだが。





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Last updated  2015/05/31 11:43:13 PM


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