やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

今日は晴れになると見込んで、家族登山を計画していた。お手軽に登れる山として、大辻山はどうかなあと思っていた。朝から嫁さんは張り切っておにぎりを作る。しかし、魚津はざーっと雨が降った。山も雨であろう。露の付いた枝葉のある登山道歩きに幻滅して、山行きは消極的になった。

しかし日が差してくる。おにぎりの消費も考えねばならない。近所の山と言ったら天神山くらいしかないので、お昼ご飯を担いで行ってみることにした。


天神山山腹の魚津歴史民俗博物館にクルマを停めて出発。嫁さんは麓から登りたかったそうだ。その場合は野球場付近に停めてください。


関係者がにこやかに「行ってらっしゃい」と声を掛けてくれた。天神山なのに身なりが本格的なのは、大辻山を流用しているからである。「天神山へようこそ」の近くには「クマに注意」があって、ちょっと緊張。


舗装路をてくてく歩く。クリのイガが落ちていて、こらどまが中身を漁る。良型のクリがふたつほど入っていたが、それ以上集めることはできなかった。山頂直下の道は急坂である。むすめ絶え絶え（虚弱やのー）。


のんびり寄り道しても、17分ほどで着いてしまった。嫁さんの希望もむべなるかな。


山頂は昔の本丸の跡。櫓台の部分が一番高くなっている。


櫓台にあるのが、三等三角点である。三角点があるということは眺望に優れていることを意味するが、現在は樹木が茂っていていまいちである。さあ、山頂でお昼を食べよう。


レジャーシートを敷いてほどなく、北陸新幹線が通過した。木陰の隙間から良く見えました。音はほとんど聴こえないので何本かは見逃しているはずである。


やまやろう家の山の飯と言ったら、カップラーメンであります。こらどまには一人一個の金ちゃんヌードルだ。お湯を沸かして待つこと三分。一斉にすすっております。やまやろうにもカップ麵が当たった。ノンフライ麵は身体に優しいのお（食べた感は少ない）。そして嫁さんのおにぎりも旨いです。


食後はチョコレートアソート。大人はコーヒータイムだ。こらどまががっついたので、アソート袋はほぼなくなった。まったりコーヒータイムはいいねえ。


食後に踊る下二人。やまやろうが持参した単眼鏡が奪い合いの大人気。安かった割りにはよく見えます。この前のオートキャンプでは、使うのを忘れていたのだ。


一時間半ほど滞在して下山。景色が良いのは大師堂の前。片貝川方面が見渡せた。


下山も簡単。嫁さんは麓まで降りると意気込んでいたが、登山靴でなかったので下り坂が歩きにくく、断念した。魚津歴史民俗博物館を見学（無料）。おらー8月に企画展を見に来たが。何となく入ってみたが意外に長居していたぞ。魚津の歴史が学べてお勧めです。


天神山に来たもう一つの目的は、新川学びの森天神山交流館で開催された科学展覧会の見学である。パパ友のFBに載っていたのでそれを見に行ったのだ。チリメンモンスター（登録商標！）の分類と観察に関する研究である。

凄い。細かくまとめ上げた内容に圧倒される。同じ小一のうちのむすめとは大違いだ（一応やったことはやったが、レベルに差がある）。教育委員会賞（金札）を獲っていますよ。ここＩ崎家は、お兄ちゃんも選ばれていたなあ。

むすめは何にも感じていなかったが、むすこは「悔しい」そうだ。いいねえ。今から来夏に向けてネタを考えて下さい。むすめやむすこの同級生も選ばれていたなあ。今年二人が手がけたネタも選ばれており、まとめ方次第ではどうなっていたか（親の頑張りも影響する）。


きいろちゃんとみずいろちゃん。嫁さんのゴーデネート。二人は似た者同士。


920さんの市民大学講座以来に、ここ（旧洗足学園短大）に来たと思う。月日の流れは早いものだ。