テーマ:山登りは楽しい(12111)
カテゴリ:沢登り
■撃沈されました J君の沢訓練ということで、布施川ダムの上流、鼻の滝から遡行してみた。結果としては、連瀑の大高巻きとなり、さらに進むのは危険ということで、途中で引き返してくるというものであった。J君、初めての沢登りだからね。 ■記録がないのは当然か 入渓前にネットで遡行記録を調べてみたが、全く引っかからないのだ。入山が容易で登り切った先に林道があるのだから、日帰りお手軽沢登りに打ってつけの沢のはずなのだ。 大高巻きした地点には、地形図に滝マークはない。等高線を見ても、そんなに厳しい感じには見えない。現場に行ってみないと分からないことは沢山あるものだ。 ■意外な伏兵 そこに至るまでに、三つの堰堤があった。一番上の堰堤は基部から泥付きを這い上がることができず、高巻きとなった。潅木が少なく滑りやすい右岸の移動。太い潅木があったら、迷わずロープを出した。2ピッチ伸ばし、最後はルンゼを懸垂下降した。30mロープ一本で何とか下りることができた。ここで一時間を費やした。 ■そしてゴルジュ 地獄の入り口のような薄暗いゴルジュ。先ずは白く泡巻く流れに飛び込んで対岸に移らねばならない。それも束の間、ゴルジュの奥に現れたのが二条の滝であった。即刻きびすを返し、後続のJ君に手でバッテンサイン。あー写真を撮ってくればよかった(濡れを避けてバックパックの中)。そして、初めに書いた大高巻きとなるのだ。 ■一線を越える 潅木が豊富で高巻きはやりやすかったのだが、滑ったら50メートル下の谷底まで行ってしまうからなあ。やまやろうは何も気にせずホイホイと歩いていたが、案外危険な場所であった。J君はとても緊張したようだ(そりゃそうだ)。戻って来て正解であった。連瀑を抜けるとしたら性根入れてビバーク覚悟で突っ込むしかないな。 ↓ポチッとよろしくお願いします。 登山・キャンプ ブログランキングへ ↓ポチッとよろしくお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/07/10 04:34:11 PM
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