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猫背でも胸をはって、泥臭くとも前向きに生きるやすきゅんの独り言

猫背でも胸をはって、泥臭くとも前向きに生きるやすきゅんの独り言

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2005/06/08
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カテゴリ:過去を振り返って
高校の頃、同級生に影響を受けて『クレイジーキャッツ』にはまった。


映画で植木等が演じる男のように、無責任なのにひょうひょうと出世していく

バブルの時代ならともかく、現代では強運だけで乗りきれるのだろうか?


そうは思いながらも主人公の活躍にスカッとした気分にさせられていた。

香港のアクション映画が好きになったのも、最後の爽快感が似ていたからかもしれない。



子供の頃から器用貧乏とぐずのあいだをいったりきたり

やらされることにはほとんど見向きもせず、興味のあることは徹底的にやりこんだ


おかげで小学校の卒業時に渡される卒業制作のアルバムには

同級生のものは作文や絵画など、6年間の集大成がぶ厚く修められていたが

あまのじゃくだったぼくに渡されたものはぺらぺらなものだった。


それでも読書は好きで、学校の図書室にある図鑑から小説などあらゆるものを読破した。

『赤毛のアン』や『ドン・キホーテ』それに江戸川乱歩の全集など

いまとなってはほとんど記憶に残っていないが、とにかくたくさんの本を読んだ。


その気になってやればそこそこの結果を出すのにやらない。

好きで居残りさせられてる訳じゃないのに・・・
図工の時間と作文の時間はいつも教室が暗くなるまで一人でぽつんと残っていた。


自分の納得できる作品ができないなら、やらないほうがいい。できないフリをしていれば・・・

完ぺき主義の裏返しが、いつのまにか『やれないグズな性格』をつくりだしていた。



ビジネスの世界では『内容より納期』という言葉もあり、なんでもいいからとりあえず提出しろ
そんなことを上司から教えられた記憶もある。


追いつめられて本領を発揮できるタイプもいれば、リラックスして楽天的に結果をだすヒトもいる。

後者がまったく努力をしていないはずはなく、誰も見てないところで苦労をしているはずだ。



ところがぼくの場合、大学受験でまったく努力をしなかったにもかかわらず合格してしまった。


いまになって、もったいない青春時代をおくってしまったと思うが、過去があって現在がある。

あの頃にちがう道を選択していたら、いまの人生は変わっていたかもしれない。


しかし、確実によかったと言えることは

高校時代の写真と現在とを見比べて、目つきがすごく優しくなったといわれること。


ルックスはすっかり変わってしまったが、内面の変化もあったのだろう。





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Last updated  2005/06/08 04:45:33 AM
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