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テーマ:伝統工芸品や銘菓を楽しむ(34)
カテゴリ:クールジャパン
お袋元気にしてるかなぁ~の銘菓のCM(これってローカル?)のほうじゃなくて、織物の佐賀錦です!
結婚式の母のバックと草履はお手製。母が結婚した当初に習っていた佐賀錦でした。 この佐賀錦。佐賀鍋島藩の奥様が考案したもので、実際に作ったのは、お付の者。さらに次の次の代の奥様達が遊びで簡単な素材で作り、お殿様がアイデアを出して、より高級感溢れる製品として完成されたハイソ系工芸品なのです(笑) この上流階級の奥様・お姫様達のハイソな手仕事(ひまつぶし)も、藩政が終わり明治時代になると、一時期作らなくなるのですが、大隈重信氏のバックアップによって、華族たちの間でハイソな手仕事復活! 大隈しゃん、いい仕事してますなぁ~ 維新の志士達って、今で言うならベンチャー起業家の若者なんですよね。当時は内戦でしたが、現代は経済。昔の人は戦術だけじゃなくて、教養人としてもいろんなことを学んでいた。そうそう、大隈さんは佐賀の藩校を退学して、蘭学を学んでるんですが、やみくもに日本のものを否定しなかったのね。佐賀錦の価値を理解していたのも、彼の教養の高さゆえ。ま、早稲田作った人だから、元々頭はいいんでしょうが、頭がいいのと教養が高いのは別のもの。 だから今の若者起業家も、頭を使ってお金とか成功を追い求めるだけでなく、教養人としても、高いレベルであって欲しいと思います。100年後に語り継がれるような、功績をのこす起業家はステキです。 さて、私は一度、この佐賀錦の制作の体験をいたしました。これが細かくて、目がチカチカするんですよ。平べったくて細い糸を少しずつ少しずつ、通していく。まさに優雅な手仕事(あるいは有閑マダムのオシャレな手遊び)ホント、気ぜわしい貧乏人には向かない(笑) これは友人が体験中 しかし、私は案外、こういう細かくて単純作業の繰り返し、苦にならないんです。 だって上流階級だから~ ・・・すみませんm(__)mバケツ両手に持って廊下に立ってます・・・ 私が参加した佐賀錦の体験は旧福田家で行えます。 【新品】激安・お買い得!鳳苑【S・M・Lサイズ】佐賀錦 道長柄 草履(ぞうり)バッグセット453 にほんブログ村 工芸 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.12 11:18:43
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