|
カテゴリ:結婚式雑感
私は超超超現実志向。人の花嫁手紙は、感動して泣いたりすることもありますが、自分の時は絶対にしない!って決めてました。
ピンと来なかったんですよ。大昔と違って嫁いだら一生実家に戻れないわけじゃない(;^ω^)今の時代、日本一の旧家であるやんごとなき方々も、お里帰りされてますし、両親にも会ってますしね。 親元離れて一人暮らし歴も長いので、物理的には親といつも一緒じゃないし、だから嫁いだからといって親子の縁が切れるわけじゃないし。父なんか「もう嫁ぐ前にすでに出ていっとる」と言うし。 それに住んだ場所は、夫の実家よりも近い、日帰りでも里帰りできる距離。 そうそう、当初は夫の転勤がどうなるかわからなかったので、結婚式だけして、新婚旅行も一緒に住むのも2か月ほど先になるかもしれなかったんですよ。 なので「おとーさん、おかーさんお世話になりました」と挨拶した翌日には「ただいまー」って実家に戻ってるコントのような状態になるところでした(笑)夫の転勤がなくなったので、コントは免れましたけどね(;^ω^) どちらかと言うと、結婚式前の実家で過ごした時間のほうが、切なさを感じました。次に帰ってくるときは名前が変わっているんだ~自分じゃないみたいだ~寂しかねぇって。 なので実家ではずっと「寂しか寂しか」と言ってました(笑)人前で儀式として両親に感謝するんじゃなくて、実家で過ごしているときに、沢山ありがとうって言ってました・・・ついでに喧嘩もしてました(-_-;) でも、子供の頃の両親との思い出云々よりも、これからの夫も含めたところの両親との関係にワクワクしてましたね。どうやら私は未来思考のようです。 で、前夜「お世話になりました」をやろうとしたら、両親も私も前日準備に疲れて、さっさとガーガー寝ちゃうし、当日朝に「お世話になりました」をやろうとしたら、具合わるくなって緊急外来に行くし、それどころやない! 結局何も言わずに、病院から単独で教会に行くハメに。それからは怒涛の時間がすぎて、出生体重米を進呈の時も、「重か~」「夫くんはアンタの半分しかなか~」「アンタは生まれた時から太か~」と誰も泣かず、帰り際に 私「ありがとうね!」←軽い感じ 両親「アンタの米ば持って帰るのが重か・・・」(;^ω^) 父は後日「なーんかバタバタした一日やったねぇ」って、感慨にふける感じでもなく。 そんなこんなで、花嫁と両親にとっては、全然「嫁ぐときのそれらしさ」が無かったわけですが、こんなコントみたいな家に生まれたことを、とっても満足してますヨ(^^♪ 結婚式の演出は、常識の範囲で自分が納得するものであればいいと思うので、自分がやりたくなければ、花嫁手紙は必ずしもやらなくていいと思います。ウチの実家みたいに超現実的で、コントになってしまう家庭とは逆に、毒親とか問題がある家庭だったりで、感謝とか述べたくない、手紙なんてとんでもない!っていう方もいるでしょう。 「みんなが望むから」「一般的にやってるから」じゃなくて「自分がこうしたいから」で判断していいと思います。人それぞれ価値観は違うんですから、「花嫁手紙ごとき」で悩んではいけません(^_-)-☆ ブライダル系の質問サイトや掲示板などを見て、「花嫁手紙」をするしないで悩んでいるのが結構多く、気になったんで私の体験と意見を書きました。 参考になるかどうかはわからないけれど、「こんな考え方や捉え方もあるんだ」と思って気が楽になってもらえたら幸いです。 ![]() にほんブログ村 ![]() 結婚準備 ブログランキングへ ![]() 結婚式・ブライダル ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.19 12:28:34
[結婚式雑感] カテゴリの最新記事
|
|