テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:【読んでよ聞いてよ】絵本・読み聞かせ
【画像コラボ:龍@歩さん】
さぁ、一週間の幕開けに、ガツンと渇でも入れまっひょ! 【あくたれ日本に渇!!!】この程度では、すっきりせんがな・・・ さてさて・・・花散らしの雨、シトシトと・・・ ぐらついたぞよ、関東も・・・はぁ、地震は恐いでなぁ・・・ 揺れてる時もやが、被害が出た後の方がもっと恐くて辛いよのう・・・ そいでも日はまた巡る・・・月曜とはずがやってきた。 とはず語り、月曜恒例の【読んでよ聞いてよ】だが・・・ 学校は始まっても、読みボラは連休明けからスタート。 今年はまだ読みボラのミーティングもされてなく、何組担当かわからん。 それにボラできる人、減ってもうてな、みんなお子さん卒業されるとなかなか続けてはくれん。 新たな人も、見つからず・・・ 今年はボラの人数足りなくて、読めるのは1年生だけになりそうや。 まぁ、初めての学校、慣れない環境の中、緊張ほぐすには絵本が持ってこいやからな。 1年生はやりがいがある。 ただ、時に高学年に読みたいなぁとも思うんよ。 高学年になってくると、男女差もでてきて・・・ そいでもって友達間の問題も、かなり複雑となり 当人たちにとっては、学校も行きたくなくなってしまう位に深刻な悩みにもなってるようで・・・ 絵本を通して、語り合いたいなぁと言うか、話を聞いてみたいなぁ・・・って思う。 低学年向けの本でも、高学年にも充分深く味わえる本もたくさんあるし また高学年だからこそ、読んであげたい絵本もあるんや。 ゆとり教育の弊害で、普段の授業カリキュラムがぎっちり。 子供達が楽しみな行事も、どんどん減らされていく現状。 高学年には絵本と親しむなんて時間は許されることもなく・・・ 子供らの心、どこかにおいてけぼり。 もちろんそれで充分なお子がほとんどやからな、それでええんやが・・・ 前にも書いたが【読み聞かせとなぜいうのかなぁ・・・参照】休日を寂しく過ごす子 友達からハジキにされて、引き篭もり寸前の子・・・ そういう子達の行き場がなくなって行くのを、見ない振りしてやり過ごす教育現場 大人達の傲慢且つ勝手な振る舞いに、置き去りにされてる子供達の心の中・・・ 簡単にほぐしてやれるものではないけれど、孤独感を味わう前に手を差し伸べてやることは 誰にだって出来る筈・・・絵本もその一つではないかと・・・ 高学年にも、こういう機会を与えてあげられるような【ゆとり教育】を望みたいものだ。 まぁ【一応・母】程度のあくたれ主婦が、えらそうにほざけるものではないがのう・・・ 日本は有難いことに、発言の自由があるからな、ちょいと辛口発言や。 その為の月曜とはず【読んでよ聞いてよ】だわい。 1------------------------------------------------------- さて、ごたくをならべすぎたな。月曜とはず【読んでよ聞いてよ】の本編はここからや。 今日は以前告知しただけでふれる事のなかった本を一冊。【傍線4から下参照】 日本の絵本ではおなじみの赤羽末吉さんが、丹精込めて描かれた一冊。 赤羽さんは、人様の再話にも数々の味わい深い絵をのこしておるが その赤羽さんが、長年に渡り想をあたため、画魂を込めて創作されたのが、この【鬼の腕】 切り取られた腕を取り返しに来る鬼の話は【御伽草子】【太平記】などの古典にあり 歌舞伎などでも演じられておる。 古典は長きに渡り人から人へと語りつがれ現存するだけあり、その際立ったドラマ性は 老若男女を問わず、人々を魅了する。 赤羽さんとくれば『画』のお人と思っとったが、この【鬼の腕】を読み語った時 赤羽さんの『文』の才能に驚愕や! なんて読みやすいリズム。声にするだけで心浮き立つこの感じ! 聞いてる子供達、アニメとゲームで育った子供達にも この絵の迫力と、無駄のない小気味良い子供に迎合しない研ぎ澄まされた言の葉は 強烈に響くようだ。 興味があったら、是非じっくりと・・・ 絵本好きなら誰もが知る【赤羽末吉さん】だが、せっかくだから、一応ご紹介を・・・ 1910年 東京・神田に生まれる 1961年 【かさじぞう】で絵本の世界にデビュー 1968年 【スーホの白い馬】でサンケイ児童出版文化賞 1975年 【スーホの白い馬】でアメリカ・ブルックリン美術館絵本賞 1980年 子どもの本のノーベル賞といわれる≪アンデルセン賞画家賞≫ 1990年 6月多くの作品を残し、静脈瘤破裂により急逝。 吾の大好きな作家さんをご紹介し、今日はこの辺で・・・ 次週も月曜とはずは、子ども達の環境と絵本を織り交ぜて、お送りいたします。 ほいでは皆様、ごきげんよう! 完:4月11日時刻18時15分 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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