北インド・旅の隙間~2日目
写真は、デリー市内で営業していたジュース屋。中央の黄色い果物は、日本のものより小さいレモン。 インド観光の初日。名所旧跡を巡るのがパッケージツアーの常だが、個人的な目的は、別のところにあった。それゆえ、観光地の詳細には触れないことにした。・・・ネット上では、玄人はだしのHPが溢れてるし。06:30 起床08:30 朝食インドのホテルは、概ね「アメリカン,ヨーロピアン,インディアン」のいずれかを選ぶ形式のようだ。今後の「カレー攻め」を想定し、インディアンは避けよう。この日は、コーンフレーク&ミルクだけにした。それにしても、注文してから出てくるまでが長い。09:30 ルームキー紛失朝食を終え部屋へ戻ろうとするも、ルームキーが無い!実は、キーを部屋に置いたまま、ロックして外出していた。フロント係を呼び、マスターキーであけて貰おうとしたが、係員の持ってくるキーが、ことごとく合わない。そして、新たなキーを求めてフロントへ戻る。こんなことが3回続き、20分後、やっとあいた。鍵穴に挿した回数、約40。マスターキーはなく、全室分のスペアキーを試していたようだ。汗だくになった係員に、最初のチップを渡した。09:50 両替商へホテルを出て、徒歩で両替商へ向かう。道中、多くの貧民が近付いて来た。物乞い初体験。「地球の歩き方」から得た知識では、「とりあえず無視」みたいな事が書かれていて、それなりに納得していたのだが、実践は別物だ。この時は、まだ胸に痛みがあった。両替所では1万円を換金。1インドルピーは、約2.5円。単純計算では、4000ルピーもらえる計算だが、実際手にしたのは、3600ルピーあまり。「買値では約1割引になる」ことを理解した。10:30 ラチニーナ寺院いきなり、旅程に入ってない所を訪れた。リクエストもしてないのに、オプショナルツアーって何!物売りの攻勢を避けて寺院へ入ると、靴を脱ぐよう指示された。靴下も脱いで裸足になり、大理石の上を歩くと、これがまた気持ちいい。朝の寺は、特に神聖な気分になる。結果オーライだった。11:30 クトゥブミナールシャッターチャンスは、不意にやってくる。修学旅行と思われるインド人学生の集団に出くわした。このとき、カメラの準備をしていなかった。みな育ちがよく、聡明そうな顔をしている。こういうシーンを撮りたかった。12:30 昼食あとで分かることだが、デリーのカレーは辛かった。食後に行った紅茶屋でマサラティーを購入。14:30 フマユーン廟15:30 インド門16:30 ラージガート良家の子女は、親に手を引かれ観光客として訪れる。一方、物乞いや物売りとして生きる子供もいる。この差は、成長するにつれ大きくなるばかりか。自分に何ができる訳も無く、ただ溜息をつくばかり。17:00 デリー駅観光を終えてバスの中へ。本当に見たかったものは、車窓の外にあった。車道に出てまで物乞いする身障者,こちらをじっと見つめる通行人,クラクションを鳴らしまくる車やバイク,黄色い粉も飛び交った季節(3月)はずれのホーリー,・・・バスが高速で、動画は撮れなかったが、満足した。で、デリー駅はインドの玄関口のはずだが、臭い!汚い!乗車しても、なかなか座席が決まらずストレス溜まる。加えて、相席したインド人の会話が止まらない。