|
テーマ:飲食業繁盛法(16)
カテゴリ:■「繁盛店」【空間】で 売上を上げる
誰にでも出来るアンケート方法。
各コンサルタントの先生方の方法は 確かに有効なのだけれど 小さい規模のお店。 方法が実行まで及ばない人に向けた方法です。 私は、極度の面倒クサがり・・・ アンケート用紙を準備するのも・・・ ゆっくりしに来てくれているお客様にお手間を取らせる事も 正直、なかなか実行に移せなかったのです。 そして、結果が即、欲しいと欲張りでワガママなのです・・・ たくさんのアンケートを取るのは手間がかかる。 たくさんの意見を聞くと分からなくなる… タイトルには、1人だけと書いたけど 「時間軸ターゲット」(朝・昼・夜)に対しても1人づつ検出してもいい。 アンケート用紙はいらない。 聞けばいいだけ。 選んだ人に対して最高のサービスを考える。 例にランチの時間帯。 ■いつも来てくれる近くの会社の20代の作業服を着たお兄さん。 ※この方を選んだのは・・・ ・30歳ぐらいの外に出るお仕事のお客様。 ランチの固い顧客に来て頂きたい年齢層。 ・独身の男性顧客は、夜のお客様としても利用して頂きやすい。 ・ターゲット層(20代女性)と同行。口コミに有効。 と、私の求める店に合ったお客様。要は、こんな方をランチタイム増やしたい。 ちなみにこの方とは、話はしていない。 でも、 ・いつも忙しそうに1時をめがけて会社に戻って行く。 ・いつも雑誌の旅行のページやお店紹介のページを開いている。 で、私は作業服の方に一足先にランチに付いているコーヒーをお持ちする事にした。 自分が持っていた旅行の本や飲食店が載っている本を雑誌と一緒に置いた。 そうすると、作業服来た同じシチュエーションの方が増えた。 『コーヒー早く出してくれると、短い昼休みでもゆっくりした気分になるわ』 と近くの会社のオジさんに言って頂いた。 条件が被る方。 職種や年齢等。 そんな方が日増しに増えていった。 そして、夜の時間帯。 ■会社帰りに一人で来てくれる私より2つ下(29歳)の女の子。 ・音楽が好き。 ・仕事で疲れて家に帰る前にホッとしたくて来てくれる。 BGMを頻繁に変えてみた。 ホッ出来る様、ボリュームを人の入りやザワツキ加減を見て変えてみた。 彼女には、直接話して聞いてみた。 『BGMって、大事だよねぇ…』 そして、アドバイスも頂いた。 彼女は『やっぱり、ココに来るとホッとする』と言う。 だって、密かにあなたの為にしたのだもの!! そうすると新しく来て頂いた20代の女の子。 同じ事、言っていた。 闇雲にアンケートをとり 訳がわからなくなり やる事が分散し、自分が混乱するよりは「たった1人のため」だけでいい。 同じ様な人達がどんどん増える。 そして、そんな人達は自分が満足すればよく似た趣味やシュチュエーションのお友達や同僚を連れて来てくれる。そんな連鎖反応が生まれる。 でも、ピッタリ合っていないと そこまでのお客様には育って頂けない。 ネズミ講の様に増えていくので、最初は1人で充分。 その一人にバッチリ合う方が大切なのだ。 ターゲット・コンセプトに合った、 たった一人のお客様。 沿ってないと意味がない。 その1人のお客様に口に出して言ってしまうとワガママ言われては大変!! だけど、 内緒でするのが私にとってはちっちゃなサプライズの様で楽しい!!! バッチリ『やっぱりここは、ホッとする』なんて、 そのお客様から言われた時の 『やったぁ~!!!』と密かに喜ぶ事はお客様が増えるどうこうではなく、 単純にメチャクチャ嬉しい一言!! これが近道。 クセになるのです!!! ポイントは、 自分がターゲットをキチンと把握しているか? 伸ばせば有効なお客様の層を予想出来ているか? 「内緒」を楽しめるか? お客様から気付かせて頂く事もあるので、 通常のアンケートは勿論、有効だと思います。 でも、自分が現状を見つめる努力をしないうちにやって 「お客様に手間」をかけさせる。 これって、傲慢ではないですか? アンケートの最初にある「ご協力お願い致します」 やる事やって、「ご協力賜れる店側」になってからするべきだと思うのです。 そんな自分になっていれば アンケート用紙がなくても お客様からキチンと意見は言って頂けるのです。 「こんな事、誰もいってくれない事だと思うけど・・・」と前置きに 「ドレッシングの量は個人で調節出来る様になってるといいよ」 「これは、もう少し高くてもお客さんなら払うのに・・・安過ぎる」とか・・・ お客様ならではのご意見を頂くのです。 こう言う意見を吸い上げたい。アンケート。 到着点が一緒なら、方法は楽してもいいじゃないですか。 「アンケート」をする事に一生懸命なるよりも 「お客様」に一生懸命なるのが本当。 これを付けるのも「傲慢」か???とも思います。 お役に立てたら、お願いします。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|