最終兵器彼女
また、一気にアニメ全話を見てしまった。「最終兵器彼女」全13話。少し前に実写映画になり、その時少しばかり興味はあったのだが、ネットで見る限りあまり評判は良くないこともあってそのままになっていた。この間、いつものようにネット徘徊していると、配信サイトにたどり着いた。そこにアニメ版「最終兵器彼女」があった。うーん、どうしよっかな・・・前にレビューを読んだときは「最後に疑問が多く残る」とか「で、どうなんったん?」って評があったけど・・でも、描いたのは「いいひと。」の高橋しん。悪くないと思ううんだけどな・・・・ま、1話だけでも・・・と見はじめたら、あれよあれよとハマってしまった。気がつきゃ3日で13話全話見てしまった。どんな話かというと・・・北海道の田舎町で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から興味を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見た物、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦うちせの姿であった。国籍不明の軍隊との戦争が激化していくにつれちせは兵器としての性能が向上していくが、故障をきっかけに肉体も精神も人間とは程遠いものとなってしまった。(ウィキペディア)ちせちゃんはとってもおっとりした女の子。でもなぜか彼女自身が兵器になってしまう。その性能の向上と、シュウジを愛する人間の心とのジレンマ。現実と向き合うこと、ちせちゃんを受け止めるまでのシュウジの心の葛藤。戦争の激化、地球の最期、二人の愛。わしゃ、最後まで完全ハマリっぱなしで、最終話なんてかなり切ない気分になったぞ。確かに戦争はなぜ起きたのか、敵国はどこなのか、ちせちゃんはなんで兵器になってしまったのか・・・などには全く触れていないが、そんなことはどうでもいいのだ。このお話はあくまで「シュウジ」と「ちせ」のお話し。(その中でも、どちらかというとシュウジの精神的成長のお話し)だって、キャッチコピーは「この星で、一番最後のラブストーリー」だもんよ。kaboオジサン、すっかりやられました。ちなみに、映画版は窪塚俊介、前田亜希の各氏によるものだったので、イメージはかなり違うんではないかと。わたしゃアニメ版の方が良いのではないかと思うのだが。最終兵器彼女アニメ版 公式HP映画版HP