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カテゴリ:本
『死者の季節』
デヴィッド・ヒューソン 著 内容(「BOOK」データベースより) ヴァチカン図書館にひとりの男が乱入し、衛兵に射殺された。殺される直前、男は図書館にいた女性の前で手にしていた人間の生皮を広げ、「聖バルトロメオ」という言葉を残した。事件を知った刑事コスタは、ヴァチカンがローマ市警の管轄外であるにもかかわらず、男の残した言葉に従い、サン・バルトロメオ教会へ向かう。そこで彼が目にしたものは、全身の皮を剥がれた死体―そして、凄惨な連続殺人事件の幕が開けた… ジャケ買いです。 カバー絵がカラバッジョですから。 特に下巻の「聖マタイの殉教」は手に取らずにはいられない。 死者の季節(上) 「聖ヨハネの斬首」 死者の季節(下) 「聖マタイの殉教」 カバー絵は中身を色濃く反映してました。 キリスト教の逸話や伝説に基づいた殺人が行われていきます。その中でカラバッジョの絵も 僅かに触れられていました。 「ダヴィンチ・コード」からこっち、やたらとキリスト教関連の本を読んでます。 好んでるわけではなく、カラバッジョに絡んだものを読むと 必然としてキリスト教が出て来るんですね。 翻訳ものは旧約聖書・新約聖書の中の逸話を知っておけばもっと面白く読めるんでしょう。 宗教的な意味には興味は無いけど、物語として読んで行こうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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