男女平等の精神を忘れるな！
講演会終了後の経営相談会で、このような質問を受けました。
「実は、私の会社は、女性主体の職場で、私の上司も女性、部下も女性なのです。」
「ほう。うらやましい職場ですね（＾＾）」
「いやあ。それが大変なんです。生意気な部下や、小憎らしい上司もいて、
ノイローゼになりそうです。」
「私の質問に正直に答えてください。」「はい」
「貴方は、本質的に女性は男性の装飾、あるいは補佐役だと思っていませんか？」
「そこまでは思っていませんけど、女性は子宮でものを考える人間だなあとは、
いつも思っています。」
「そこですね。問題は。」
１ 職場においては、男も女も関係ありません。
２ 女性を意識しない！～これです。
３ 変に気を使う必要はありません。男の上司、部下に接するように接しましょう。
４ それでも、当然、男女の特性は、ありますから、次のことを実行してみてください。
５ 部下を人前で叱ってはいけません！
女性は男性以上にプライドが高いのです。プライドを傷つけないことですよ。
６ 良いことをした時は、一人だけを決して褒めないこと～
部所全体を褒めるのです。
７ 服のセンス、髪型、あいさつ、電話の応対、装飾品なんでも気がついたら、
さりげなく褒めなさい。
「上司のおばはんも褒めるんでしょうか？」
「わはは。おばはんだからこそ、褒めるんですよ。
ふだん女を忘れてバリバリ働いていますから、
内心、絶対に喜びますよ！～ゴマすりととられないように
さりげなく褒める～これがコツです。」
「なるほど。やってみます。」
「男女は平等。このことを忘れてはいけません。妙に意識してはいけませんよ。
ちなみに私の会社は、二人の女性課長がいますけど、
結構、美人ですが（＾＾）、私は彼女たちに女性を意識したことはありません。
仕事仲間ですから。」
★ 今日の一言
論語に、「女子と小人は養いがたし」とあります。
さすがの孔子も、女子には手をやいたようです。
「これを近づければ、不遜なり、これを遠ざくれば怨む」と言っています。
意識するな。自然体で接しろという教えなのです。
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