嫉妬を羨望に。そして尊敬に。
家内の友人の美容師さんは、２５歳の女性。家内のピアノ仲間です。
我家に遊びにきたときの話です。
「ご主人さまですか？いつもお世話になっております。」
「いやあ若い女性の声がしたので、思わず顔を出してしまいました（＾＾）」
「もう。女の人が来ると、すぐ顔を出すんだからあ。あっち行ってね。シッシッ（＾＾）」と家内（爆）
ということで、哀れにも、おっさんは、二階の書斎に追いやられたのであります（爆）
しばらくすると、今度は家内の方からお呼びがかかりました。
「ちょっと彼女の、相談に乗ってくれない？私じゃ無理みたい。」
「まってましたあああ」（爆爆）
「私、お店もう辞めようと思うんです。」
「どうしてですか？お客様もたくさんついていらっしゃるのに。」
「店長に意地悪されるんです。」
「それは、嫉妬でしょうね。」
「はい。そうだと思います。
私のお客様からの指名は一日平均１０名くらいですけど、
店長は、２名くらいなのです。」
「それは、嫉妬です。間違いありません。
店長としての体面は丸つぶれですものね。
あなたは、技術、人柄、笑顔、申し分ないと家内も言っています。
店長はジェラシーの塊になっているのだと思います。」
「やはり辞めたほうがよいのでしょうか？」
「あなたは、今、美容師として、成長過程にあります。
ここで頑張るのも、ひとつの修行です。
１ 人は、「くそう！！負けるものか！！」という根性も必要です。
２ 特にあなたのようなタイプは、別の店に移ったとしても、必ず先輩から、
やっかまれます。～素敵だからです！！
３ 嫉妬されるということは、相手があなたのことをライバル視している証拠です。
４ だから、もっと腕を磨いて、相手に「まいった！かなわない！」
と思わせればよいのです。
５ この段階で、相手は、嫉妬から、羨望に変わります。
６ さらに進めば、尊敬にまで至るのです。
７ これがわかれば、向かう所敵なし！！の精神状態に至ります。
「ありがとうございます。とっても参考になりました。
店長のよいところを吸収してやろうと思うのです。
将来のために、もう少し辛抱してみようと思います。」
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