【駅そば立ちそば130杯め】駅で焼きたてうなぎが「うどん」で!お弁当も美味しい天竜浜名湖鉄道新所原駅「やまよし」さんで「うなぎうどんスペシャル」と「うなぎ弁当」
駅そばの話題を続けます。今回もかなりオススメ、というより「よくぞ見つけた私の目╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !」というお話ですσ´∇`*)ゞエヘヘッ。。o+゚ 「天竜浜名湖鉄道」ってみなさんご存知でしょうか?JRで言うと掛川駅から新所原駅までの67.7km、沿岸部を走る東海道線に対して浜名湖の北岸を走る第三セクター鉄道です。私は最近まで知りませんでした。昨年秋~今年の春にかけてたまたま静岡~愛知を東海道線で通る機会が増え、それで初めて目についたのです(というよりも私の脳内ではかつて「二俣線」だった気が)。それも「路線」ではなく「うなぎ」の文字が先に目につきました。豊橋へ向かう東海道線の車内から。食いしん坊らしい見つけ方です。 直観的に「あれは美味しいもの」とピンときたわたくし、次に静岡または愛知へ行く機会で時間が許せばぜひ行ってみなくては!と思っていました。そのチャンスが先週の平日磐田遠征、これは行くしかなーい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !というわけで横浜から普通列車でトコトコ新所原まで向かい、いったん改札を出て天浜線側へ。新所原駅はJRと天浜線の駅が隣り合っています。正面から見ると向かって右側がJR、左側が天浜線。 JRの改札を出て直進するともう目の前がうなぎ屋さん。それが冒頭の写真です。「駅のうなぎ屋さん」の看板がとても目につきますが「やまよし」さんというお店です。お弁当もイートインもここで先に会計を済ませるしくみで、今回は両方をいただく算段。イートインはお店のお座敷で、天浜線に乗らない場合は駅の外から階段を上がって入ります。お座敷はごく小さなかわいいお部屋。4~6人が座れるテーブルが1つと、壁向きの2人席が3組分。お昼時の13時ちょっと前に着いたので、テーブル利用の3人+お2人連れの先客がおられ、私は最も小さな壁向きテーブルに案内していただきました。落ち着きます。 先客の方々が先に出たタイミングで室内をパシャリ。ちなみにBGMは昔懐かしい「チェリッシュ」のアルバムでした(笑)有線かしら。 うなぎの肝缶やうなぎボーン等も売っています。肝缶買えばよかったなあ。 入ってから10分も待たなかったと思います、「うなぎうどんスペシャル(一切れ入り、980円)」と 持ち帰りの「うなぎ弁当(二切れ入り、1,600円)」。 うなぎうどんスペシャルは丼からはみ出る長さの「丸ごと一本入り(1,800円)」と今回食べた「一切れ入り(980円)」の2段階、お弁当は「一切れ入り(1,300円)」、今回買った「二切れ入り(1,600円)」、「満足一本入り(2,100円)」の3段階があり、お弁当は店内で頂ける丼と価格が一緒です。最近うなぎ食べてなかったのでうどんで一本入り、いや丼か!?と着くまでの間にだいぶ悩みましたが、うなぎうどんなんて他では食べられない!&お弁当も食べたい!というわけでこのセレクトに決定。まずは美味しそうなうどんを改めてアップでご覧ください。 うなぎだけではなく、刻んだお揚げとねぎがた~っぷり!うどんはいわゆる「駅そば・うどん」的なコシなしタイプではなく、冷凍のコシがあるタイプ。美味しいです。澄んだ色のつゆは昆布がつおの関西風。 そしていよいようなぎです。表面がカリッとした愛知(西日本)風ですが、中ふっくらで香ばしくってとっても美味しい!!このうどんの量には一切れ入りがバランスが良いかも。1本入りだと食べている間につゆに浸って柔らかくなりそう&つゆの味がうなぎのタレ味になってしまうかも。うなぎもうどんも美味しいので、どちらも美味しくいただくにはこれがちょうどよかったかな。 そして全体的に感じたのはお店の方々の"やさし~い"感じ。このかわいらしいお座敷の雰囲気しかりうどんの器やコースターしかり、断熱性の高い新聞紙でくるまれたお弁当、おいしいお冷、会計時の会話もなんとも「なごむなあ~」という感じだったんですよ。特に店主のおじさまの雰囲気がとってもやさしい。柔らかなのです。駅そば・うどん屋さんは短時間でぱぱっと食べさせるのがスタンダードなので当然慌ただしい雰囲気のお店が多い中、ゆっくり作ってゆっくりいただく「駅のうなぎ屋さん」は、旅の合間のひとときをほっこりと和ませてくれるものでした。そして新聞紙に包まれたお弁当は、買ってから8時間後ぐらいにいただきました。 温め方も書いてありましたが、冷たくなる季節ではないのでそのままいただいてみることに。 少し冷めた状態の方が香ばしい香りがひきたちますしね! うどんは山椒なしで美味しくいただきましたが、ごはんと合わせるならやはり山椒はあった方が美味しい。うなぎの香りとタレの味がうつったごはんもごちそうです。 ごはんがかなりたっぷりでした。ごはん半分でとお願いすればよかったかな。あるいは1本入りを買って2人ぐらいで分けて食べるのもいいかな?次はお店で丼をいただいてみたいと思います。お店ではビールも飲めます。いやー東海道線の車窓から「むっ (๑•̀ㅁ•́๑)✧」と思ったお店がこんなだとは思わなかったなあ。美味しさも期待以上でしたがお店の雰囲気がとてもよくて、ああいいお店見つけられてしあわせヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイと思いました。よくやった私╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !それに「やまよし」さんは、全国でも数少ない「生産者が営業しているお店」なのだそうです。それは鮮度も品質もいいはずだ!豊橋へはまたBリーグが始まったら通うので、かならずまた行きます。次は予約して白焼きも買って帰りたいな。ごちそうさまでした!・実食日:2017年5月31日(水)13時ちょっと前・立地:天竜浜名湖鉄道新所原駅改札外・席タイプ:お座敷(4~6人テーブル×1、1~2人用細テーブル×3)・清潔感、広さ:★★★★☆4.0(かわいらしいコンパクトなお座敷です)・お店の方の雰囲気:★★★★☆4.5(みなさんすごく感じが良いです。特に店主の方の雰囲気がすごく好き!)・メニューの魅力:★★★★☆4.0(あのうなぎを「うどん」で、と思いついたのがナイス!)・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.0(私の入店時は入りやすい状態でしたがそのあと店外から声が聞こえてくるような4~5人のおじさまグループが入ったので、その中に1人で入ったらちょっとツラかったかな)・リピートしたい度:★★★★★5.0(うなぎ好き&乗り鉄には「行かない理由」がありません。必ずまた行きます)やまよし (うなぎ / 新所原駅、アスモ前駅)いやー今回の磐田遠征、すごく楽しかったんですよ。磐田近辺って普通に在来線で4時間ぐらいで行けるんですけど、途中でいろいろ寄り道したらすんごく楽しくって。乗ったことのなかったローカル鉄道とか駅そばとか…。けど寄り道しすぎたせいかけっこう疲れて、翌日もいろいろ行きたかったけどまっすぐ帰ってきてしまいました。どうやら今夜ぐらいから関東も雨になり、そのまま梅雨入りするようですね。今年はまだサッカーで雨に当たっていないのですが、そろそろ雨具を携えて行かないとなあ。