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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。
深刻な悩みがあると言って若い女性が訪れました。 与乃登「どうなさいました。」 女性 「実は私、お持ち帰り体質なんです。」 与乃登「お持ち帰りですか?」 お持ち帰りとは何だ。 合コンのお持ち帰りか? まさか、幽霊のお持ち帰りか? 女性 「仕事柄、あちこちに行きますので、まずいなー、と思うところでは必ず、憑いて来ちゃうんです。」 そうだろうな。 ウチに合コンの相談はないわな。 与乃登「霊媒体質ですね。」 女性 「そうなんです。何とかなりませんでしょうか。」 与乃登「こればっかりはねぇ。」 女性 「そうでしょうねぇ。どこのお寺でも、修行をしなさいとしか指導されませんでした。」 相当、困っている様子が見て取れた。 与乃登「まぁ、何か良い方法がないか、視てみましょう。」 早速、神前に座り霊視に入りました。 なるほど、この娘の前世は巫女か。 そりゃしかたないわな。 職業病でしょうに。 おや? 神様がいらっしゃる。 与乃登「どちら様でしょうか。」 八幡神「わしは八幡神である。このものはわしに仕えた巫女である。」 与乃登「どちらの八幡様でしょうか。」 八幡神「このものの母の、母、の郷里の八幡神である。」 与乃登「では、この娘の願いは聞き届けてはいただけませんでしょうか。」 八幡神「よろしい。難儀はわしの本意ではない。我が宮に来て祈るがよい。」 与乃登「はい、よろしくお計らいを。」 八幡神はお帰りになった。 与乃登「あなたは前世で、八幡神に仕えた巫女でしたね。」 女性 「はぁ、それで。私は幼い頃、地元の神社の巫女をしていました。」 与乃登「その神社は、お母さんのお母さん、の里ですか?」 女性 「いいえ、おばあさんは私の生まれた場所の出身ではありません。」 与乃登「そうでしたか。お母さんのお母さん、の里の八幡様というのは分かりますか?」 女性 「さぁ、私は知りません。」 与乃登「そうですか。一度お母さんにでもお聞きになって、そこの八幡様にお参りして祈ってみてください。お聞き届け下さると思います。」 女性 「そうですね。調べてみます。」 そういって女性は帰って行った。 この話の続きは明日と言うことで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月13日 19時31分51秒
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