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昨日のお話の続きです。
どうも体調が悪いと男性が相談に来られました。 男性は奇門遁甲によるお水取りを希望された。 与乃登は秘伝の書物による吉方位を導き出した。 それからしばらくして男性また訪れた。 与乃登「どうされました。」 男性 「はい、先生に教えて頂いた通り、お水取りをしてきました。温泉にも入り、地元名産も食べてきました。」 与乃登「それは良かったですね。それで体調はいかがですか。」 男性 「おかげさまで前よりうんと良いです。しかし、ちょっと心配なことが。」 与乃登「あぁ、そうでしたね。何か起きましたか?」 男性 「はい。先生にお守りの水晶や数珠を御神水で洗うと良いと聞きましたので持って行きまして、洗ってきました。」 与乃登「はい、それで?」 男性 「家に帰ったとき、水晶玉が粉々に割れてしまいました。何かあるのでしょうか。」 与乃登「それはよかったですね。身代わりになってくれたのでしょう。厄払いになったと思いますよ。」 男性 「え?そうなんですか?」 与乃登「何か悪いことがあったとは今感じませんので、まず間違いないでしょう。」 男性 「あ、そうですか。僕はてっきり何か悪いことでも起こったのかと。」 与乃登「水晶は厄や不浄にふれると割れたりひもが切れたりします。そのとき不浄も持って行ってくれるので大丈夫ですよ。」 男性 「そういうものですか。安心しました。」 与乃登「大丈夫、体調も良くなったとしたらお水取りは成功ですよ。お仕事も心配ないんじゃないですか。」 男性 「まだ分かりませんが、うまくいきそうな気がします。」 与乃登「そう。期待が持てるというのは効果があった証拠ですよ。しっかりがんばってくださいね。」 男性 「はい。そうします。」 男性は安心したように帰って行った。 都会での暮らしは大地との関わりを切り離している。 たまに良い空気、良い景色、良い水、良い食べ物を温泉とともに体に取り入れるのは、運気がどうの、こうの、より疲れた体が欲しているはずだ。 素直に土に素足を降ろし、リフレッシュしてみるのも悪くはないはずだ。 与乃登(よのと)の神霊心療室 http://yonoto.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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