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昨日のお話の続きです。
中年の男性が息子さん非行について心を痛められ、ご相談に見えました。 父親として強く指導すると約束をされ、事故を起こして入院していた息子さんが退院となりました。 与乃登「それで息子さんのご様子は?」 父親 「それが、リハビリすらしようとしないので歩けないままなのです。」 与乃登「そうでしたか。それはつらいですね。」 父親 「何か他の原因があるような気がしてならないのです。」 与乃登「そうですね、少し視てみましょう。」 早速、神前に座り霊視に入りました。 確かに、心がけの悪い若者ではある。 しかし、墓や祀られている仏像に手を掛けるような状況でもなかったはず。 何がそうさせたのか? なにやら因縁の匂いがするぞ。 ほほう、そうか。 やはりな。 壊された墓の家とこの若者の家には少なからず、因縁があったのか。 良からぬ思い。 乗せられたか。 5代も前のことならば、今の当事者同士は何も知るまい。 今となっては、理不尽な思いだけが残っているに過ぎない。 しかし、許せない。 この若者は、自分で引き寄せた報いとはいえ、体を痛め、動けない。 利用した恨み辛みの主が居るはずだ。 さて、どうしてくれようか。 見つけたぞ。お前だな。 5代前の積年の軋轢に便乗した、両家に怨みを残す者。 よし、お前から祓いを入れてやる。 与乃登は原因の悪霊を特定し、ひふみ祝詞をあげた。 破邪の剣で薙祓い、十種神宝で鎮魂を行った。 そして、若者へ病気平癒の祈祷を入れた。 与乃登「ご主人、この墓の持ち主とは何か曰く因縁でもおありでしたか?」 父親 「さぁ、私の所と彼の家は代々庄屋をしていたぐらいで詳しい関わりは知りません。」 与乃登「そうですか。どうも両家に怨みを残していた者が悪霊となって関わっていたようです。」 父親 「そうでしたか。それで何とかなりましたか?」 与乃登「はい。祓いを入れておきました。息子さんの病気平癒もご祈祷させて頂きました。変化が出るでしょう。」 父親 「それはありがたい。今のままなら救われない。」 与乃登「少し様子を視て下さい。リハビリが進むと良いですね。」 父親は安心したように帰って行った。 後日、息子さんが歩けるようになったと報告があった。 親子で墓参りとお地蔵さんへ花を供えてきたそうだ。 これで、落ち着いて生活が出来るようになればいい。 他のグループの悪ガキどもはどうなったのかと心配にはなる。 良からぬ事を考えて良からぬものと繋がらなければよいのだがと案じるばかりだ。 与乃登(よのと)の神霊心療室 http://yonoto.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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