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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。
団塊世代の男性が深刻な表情でご相談に見えました。 与乃登「どうなさいました。」 男性を見たとき、与乃登は息を呑んだ。 腰に2人の幼い男女がしがみついていた。 男 性「はい、実は、原因不明の病気で、働けないのです。」 話を聞くと、こうだ。この男性は、8人兄弟の末っ子で、年の離れた兄たちが居るそうだ。しかし、たくさんの兄弟を病気で亡くし親戚もたくさん自殺している家系だというのだ。 与乃登「それで、何かあるのではないかとご心配なのですね。」 男性はうなずうた。腰にしがみついていた幼くして亡くなった兄弟達も与乃登をじっと見つめた。 うーん、これはかなりのいわれがありそうだな。 与乃登「わかりました。視てみましょう。」 早速、与乃登は神前に座って霊視に入った。 ふと気が付くと男性の亡くなった幼い兄弟達は与乃登のそばに正座をしていた。 与乃登は原因に集中した。 すると、どこからともなく馬が武者を乗せて駆けまわり、姫が逃げまどう姿が見えた。 やがて、姫はとらわれ、殺された。 痛ましい姿は寺へと消えた。 これは家の因縁が何かあるな。 与乃登「お家のいわれはお聞きではありませんか。」 男 性「さぁ、私は何も聞いていません。両親は田舎から出てきたとは聞いていますが。」 与乃登「そうですか。ご両親は何かご存じでしょうか。」 男 性「両親はとうの昔に亡くなっていますが、長兄が歴史に詳しいので何か知っているでしょう。」 与乃登「では、聞いてみてください。今日は亡くなられたご兄弟をあの世へお送りしましょう。」 供養のため観音経が読まれた。 男 性「あ、思い出しました。そういえば家は**藩の末裔でした。」 続きは明日と言うことで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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