できることならスティードで 加藤シゲアキ
できることならスティードで 加藤シゲアキ小説家加藤シゲアキのエッセイ集スティードとはエッセイにも登場するバイクのホンダスティード400このバイクに込められた思いが物語になっているアイドルとしての加藤シゲアキも大好きだが加藤シゲアキが生み出す小説も大好きだ煌びやかでありながらどこか切ないものを感じるエッセイは加藤シゲアキ自身を感じる事ができる自身が感じた事を言葉にしてくれている事がファンとしては人間加藤シゲアキに近づけたと感じるのは嬉しい限りであるエッセイのtrip12無心私自身と重なる内容は加藤自身の釣りでのスランプを語っているスランプから抜け出すには無心である事練習を重ねて技術をあげてもメンタルの状態でカラダは強張り結果に繋がらない この章に私は救われた私は人前で話す機会が多くなり以前人前で話す事ができていたのにある時から話すのが怖くなり思うように話せなくなっていた負のイメージしかなく手が震え声が震える大丈夫といい聞かせても怖くなる負のループしかし、一度の成功体験で気持ちが楽になった話すことに震えがなくなるという事につながり何とも言えない安堵感を味わったマグロを釣る体験を記してくれている中で一つの成功体験が変えてくれたとまさにこれだ!とわからせてくれた加藤シゲアキを通して見えてくる私の世界もあるんだと世界は違っても体験した事で共感を得ることがあるただそれだけなのにファンにとって幸せを感じる瞬間できることならスティード言葉にして表現してくれる加藤シゲアキの魅力が増す1冊できることならスティードで (朝日文庫) [ 加藤シゲアキ ]