いんすぴれーしょん

2006.10.22

カテゴリ：絵

昨日の夜、寝る前に
「インスピレーションよ、降りて来い」
といった感じで
落書きしてたら
こんなのが出来上がりました♪

圧縮してるので
小さいから分かりづらいかもしれないけど、
真ん中に顔の無いディーバがいて
歌ってるんです

その横にある
デッカイ音符の中に鳥もいます

歪んだ時計や、砂時計があったり
お金の袋、家、オレンジ、アイスクリームもある。
それらは権力や、
現実のすっぱさや甘さの象徴。

その他にも小細工がいろいろ（笑）

最近、触発されるものが無くって
なんだか感性が死んでいました。
何を聞いても
何を見ても
あんまり感動できないっていうか・・・

予測できてしまったり、
良い意味で裏切りがなくて
ありきたりな感じで
つまんなかったりして・・・

昔には感動できたものを見ても
感動できなかったり・・・

年齢を重ねるにつれて
段々、感性も耳も目も肥えてくるから
そう簡単には感動できたり、
触発されたりできなくなってくるように思う。

でも、いちお
物を創ったり
表現したりする人間としては
発想の源である
感性が朽ちて行くのは良くないんだよね。

そうなると、
ドンドン高望みしていって
必然的に自分の中のハードルが高くなっていくし
より一層、自分にストイックになっていく。

で、外側に対して
より一層に
もっとすごいものをインプットできないのか？
と求めてしまう。

どれだけの物に触発され
インプットしてきたのか、
そして自分の中から
どれだけアウトプットできるのかってのは
比例してると思うんだよね。

私はポジティブでもないけど
昔みたいにネガティブでもない。
すごくニュートラルなポジションにいるように
心がけてる。
っていうか、ナチュラルが１番だと思う。

物事が滞る時は
何しても無駄だったりするし
逆に、上手く行く時は
何しても上手く行くと思うし。

自然に抗わず
身をまかすってのが
１番人間らしいんじゃないかなと思います。

なので、何に対しても
何も感じれない時は、
それを逆に逆手にとって
その時にできることをして
感性の種に
せっせとお水や栄養をあげて
熟す時を待ってあげればいいかな、なんて。

いろんなものを蓄積しておけば
ふとした瞬間に魔法のように
自分のフィルターを通して
出現してくれたりするからね