カテゴリ:ダンナ・アトリエ
週末、アトリエに行った。ダンナが市内まで迎えに来てくれて久しぶりに話す(ダイジョブか、このフウフ)。ダンナが言う。「狗diu了」(犬がいなくなった)。えええ?またですかい?
ダンナは毎日のように画家友達と晩御飯を食べて、そのまま飲んで、帰宅は夜中。門を開けて、閉めて、寝た、はずだった。でも朝起きたら、門は開いていた。相当酔っ払っていたらしい。門が開いていたら、犬は逃げるわな。 ずいぶん探しまわったが、いなくて、友人に電話すると、「貼り紙しなよ」と。友人だけど、弟子っていうか、ダンナが大学生のとき、彼は美大を目指す高校生で、ダンナから絵を教わっていたという。だから今でも会うと「あのときは本当にお世話になった」としきりに感謝する、そういう仲。 彼が貼り紙を作ってくれた。そしていたるところに貼ってくれた。 「よくうちの犬の写真あったねえ」と私が言うと、「あれはうちの犬じゃない」。あ、よく見ると違う。ネットからセターとシェパードを拾ってきたと。 で、貼り紙をした後、電話があって、うちからあまり遠くない工場跡で民工(出稼ぎ労働者)みたいな人が「預かってますよ」と言ってきた。彼らは絶対「あ、犬がいる。捕まえて売ろう!」と保護していたに違いない。 貼り紙には「本人不慎愛犬走失,找回者願以一千元当面酬謝」(不注意で愛犬が迷子になりました。探してくれた方には謝礼として1000元お支払いします)。 この金額もこの弟子の提案。「この犬は売ったとして一頭400元。二頭で800元だから、1000元出すと言えば、売らないで返してくれるはずだ」。そしてそのとおり1000元払って、犬が戻ってきた。本当にいい人なら、謝礼はそんなに要らないはず。 もう!ダンナ!そんなに飲みすぎるなよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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