2017.4.30(日) 高野街道1 河内長野~天見
京都、大阪、堺から数本ある高野街道は河内長野で合流し1本の高野街道になります。河内長野から高野山まで何回かに分けて歩こうかなと。観光案内所でマップを頂いてスタート。 合流地点では銅鐸と寺の鐘をミックスしたようなモニュメントがあります。古いお屋敷の楠も立派です。酒蔵通りと呼ばれ酒屋さんが軒を連ねています。 天野酒は有名です。 別久坂、別名びっくり坂と呼ばれていた坂。たいしたことはありませんが..旧道らしく車1台分くらいの道幅の道が続きます。 烏帽子形八幡宮。階段を登りお参り。 国の重要文化財に指定されています。ここからさらに登ると烏帽子形城跡があります。中世の山城。2年前に行ったので省きましたが土塁など残っていて城好きにはいい所。地蔵堂や道標などを確認しつつ左に折れて三日市宿には入ります。 大正時代に建てられた交番が残っています。 宿場町として賑わっていたそうで古い民家が両側に今も残っています。登録有形文化財のお家もありました。南海三日市町駅を過ぎると昔の風情はほとんどありません。 道路脇の民家前に高野女人堂へ八里の立派な石標がありました。しばらく道路になって車に気をつけて歩きます。 立派な庚申堂を越えるとまた旧道になります。立派な古民家もあり花も咲いて長閑な道を進みます。石仏寺着。 弘法大師が彫ったとされる大きな石仏の阿弥陀像が安置されてました。本堂に腰掛けてランチ。心地良い風が抜けていきます。坂を下り371号線。ここで旧街道は消滅。国道沿いをしばらく歩くことになるが紀見トンネルまで歩道がない場所がかなりある。そこで、危険な道は歩きたくないので、美加の台から南へ続く遊歩道を歩いて行くことにしました。 この道は旧南海電車の線路跡です。サイクリングロードにもなっていて数台自転車は通りました。今の線路は山をよりのトンネルになっています。岩瀬の集落は入ります。 山の山麓に薬師寺があるとのことで立ち寄ります。狭い山道を登ります。ニャンコが迎えてくれました。本尊は8月にご開帳があるそうです。 本堂横の石仏たち。五輪塔は最も古く1341年と刻銘されています。千早口駅近くに来て、少し歩くと本来の高野街道に合流しました。371号線から千早口に至る高野街道を戻ってみました。 地蔵堂 横に道標を兼ねた石仏。「右かうやくまの道」と読めます。高野山から熊野へ小辺路を進むことになります。 太神宮灯篭と道標。そのまま高野街道を進みます。 松明屋。弘法大師が京から歩いてきてここで休んだとされる場所。このまま歩くとまた国道へ出てしまう。道に出たが歩道がない。ガンガンスピードを出してるので引き返しまたも旧線路沿いに歩きます。 八重桜のトンネルが続きました。 愛らしい花。しばらく途切れますが天見近くになると今度は左側に八重桜の道。 ちょうど満開。天見駅到着。歩き出しガ遅かったので今日はここでゴールです。