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2006年10月21日
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川越に行ってきました!

関東の小京都とか小江戸とか呼ばれ、蔵造りの街並みが実に風情がある街だそうで、以前から一度訪ねたかったんです。

「どうバカ」のみなさまにとっては、名企画「対決列島」の時の、関東大会の開催地。

大泉さん達が、買ってきた駄菓子で死闘を演じた名所として有名ですね!


好きな街が特集されている時だけ買っている雑誌「散歩の達人」も、タイミングよく特集してましたので、抜かりなく買ってあります。


朝8時、ママンに叩き起こされて、しぶしぶ起床。

JRで池袋へ出て、そこから初めて乗る東武東上線で川越駅着。

なんと、まだ朝の10時です!


埼玉県ということで、ずいぶん遠いのかと思っていましたが、荻窪から1時間ほどの旅でした。

なあんだ、近いじゃん!


来る前にママンと「散歩の達人」を熟読しまして「あそこも行きたい、ここも行きたい、これは絶対食べたい」などの打ち合わせを入念に行いまして、

「もしも1日で回りきれなかったら、泊まっちゃおう」

とまで勢い込んでたんですが、この所要時間なら、わざわざ泊まらなくても、明日また来ればいいですね。


初めて降り立つ川越駅前は、思っていたよりも都会で(失礼)、いきなりレトロな世界が広がるのかと思っていたワタクシ、ちょっと面食らいます。

モチロン、いくら川越さんだって、街中全部が蔵造りってわけではありませんで、そういったいかにも川越!って地域からは、この川越駅、ちょっと離れたところにあるようなのでした。


早速、そっちの方面へ歩き始めたのですが、これがちょっと遠い。

前回、世田谷を歩き回った時は、ワタクシが驚くくらい平気で歩き続けたママンでしたが、今回は早くも、


「遠いね。まだー?」


とか言ってます。

ワタクシも、寝不足で疲れ気味だったのですが、


「ま、ま、ま、もうちょっとだから・・・きっと・・・」


などと必死でなだめすかします。

しばらく行くうち、ようやく中央通りの「蔵造りの街並」と呼ばれる界隈に到着。


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こちらは、古美術商の「フカゼン」さん。

「散歩の達人」で写真を見て、建物と看板のカッコよさに惚れまして「ぜひ自分でも写真を!」と思ったのでした。

kawagoe-yuubinkyoku.jpg

こちらは、川越郵便局さん。

ちょっと狙い過ぎのような気もしますが、ステキな建物ですね!

建物の写真だ、って言ってんのに、ママンが勝手に入り込んでしまいましたが・・・。


こんなような建物がずらっと軒を連ねてまして、まさに壮観!

ただね、郵便局さんの写真でもお解りかと思うのですが、この通り、かなりの交通量でして、車がビュンビュンに走ってます。

で、歩道が狭くて車道との間に段差もないので、景色に見とれてボヤボヤしてると、アッと言う間に車に轢かれちゃいそうで、なかなかじっくり見物したり写真撮ったりできないのが残念でした。

休日だけでも、歩行者天国にしてもらえませんかねえ・・・。

無理なんでしょうねえ、あの交通量ですしねえ・・・。


さて、冒頭の写真は、街のシンボル「時の鐘」。

寛永年間(1624~44年)に川越城主・酒井忠勝が、城下多賀町に建てたのが始まりだそうで、火事で消失した度に作り直されてきて、現在のものは明治26年(1893年)製だそうです。

6時、12時、15時、18時の1日4回、今でも時を告げているのだそうですが、残念ながら今回はその音色を楽しむことは出来ませんでした。


・・・って言うか、今「散歩の達人」読んでて、ガクゼンとしました。

しまった、まだ鳴ってるのか・・・。



さて、観光のもうひとつの楽しみは、やっぱり食べ物!

ワタクシとママンは、中央通りに入るや、いきなり角のところにあった「まめや」さんという甘納豆などの豆菓子の専門店に心奪われまして、きなこ豆や抹茶豆などを次々と試食。

ママンは、しばらく後に妹夫婦の所に行く際の手土産として、いくつかを買ってました。

ちなみに、ここの建物もとてもステキでした(写真、撮り忘れた・・・)。


「まめや」さんを出てすぐに、和菓子屋の「亀屋」さんにひっかかります。

川越の名物は、芋。

早速、形も芋そのままの「川越いもシュー」を、サツマイモとムラサキイモ1個ずつ買います。

ま、こういうものは、そもそもがほんのご愛嬌って性質のものですので、たとえ美味しくなくても、これは気分で食べなきゃ・・・なんて思ってたら、クリームが濃厚でコクがあって、ちょっとビックリしました。

しまった、美味かったのか! 特にクリームも紫色のムラサキイモの方。


お芋関連のお菓子は他にも多くて、他のお店では、おまんじゅうにサツマイモの輪切りとつぶあんが入った「いも恋」というお菓子、「これおいも!?」というジュース、紫いもソフトクリーム、果てはなんと「紫いも餃子」がある中華料理屋さんまで!


時の鐘近辺では、お店に売ってるサツマイモそのものにママンが魅了されまして、買って帰るというのを必死で「帰りにしろ!」と止めました。

午前中から荷物増やしてどうするんだ!


しかし、そんなワタクシの努力も、菓子屋横丁でスッカリ無駄に・・・。

駄菓子屋さんがひしめく一角ですが、その入り口のお店で早速野菜だのお茶だの手作り納豆だのを買って、しかもそれをどこからか取り出したリュックサックに詰め込んでいるではありませんか!

戦後のヤミ市か、ここは。


ワタクシも、気を抜いていますとついつい「水曜どうでしょう」で大泉さんが食べていた、日本一長い麩菓子なんかを買ってしまいかねないので(これがまた、結構、この麩菓子を持ってる人がいるんです、この街には)、必死で自重していたのですが、ついつい買ってしまいました。


「千歳飴」を。


モチロン、七五三の時の、あの「千歳飴」です。

ワタクシ、子供心にアレが好きだったのでしたが、何せアレは七五三の時の食べ物ですので、普段食べようにも売っているところがなく、また自分が七五三とかいう歳でもないもんですからスーパーとかで買うのもはばかられる。

自分で食べようと思って買ったのに、

「お子さん、七五三ですか?」

なんて言われたら、恥ずかしくて死んじゃいそうです。


・・・と、思ってたら、飴屋さんで普通に売ってましたので、つい買っちゃいました。

やっぱり、千歳飴は、白とピンクの1本ずつですよね!

後で、この味を懐かしみながらコッソリ食べてみようっと・・・ああ、ママン、そこにいたの?


マ「アンタ、何買ったん?」

ナ「千歳飴。子供の頃好きやってんけど、普段は売ってへんやろ?」

マ「こんなん、奈良の家の冷蔵庫に入ってるで」

ナ「え、何で!?」

マ「こないだ、みーちゃん(姪っ子)が七五三やったもん」

ナ「・・・」


頼むから、ママン、ワタクシのささやかなロマンを台無しにせんでくれるか・・・。



昼ご飯は、川越のもうひとつの名物・うなぎで決まり!


たくさんある中から、行きたいお店も決まってまして早速・・・と言いたい所だったのですが・・・。


マ「どこ、そのお店?」

ナ「うーん、この辺やと思うんやけど・・・」


お店自体もそもそも遠いところにあった上、大まかな場所しか知らないもんですから、大いに迷いました。

ワタクシは常々、散歩者として、「ガイドブックを広げながら観光をするほどみっともないことはない」という思想を持っていましたが、今や自分がカンタンにその状態に陥っています。

結局散々歩き回って、目指すお店に到着。


・・・しかし・・・このお店が・・・。


まず、カウンターに案内されてしまいましたので、なんとなくゆっくり出来ず、加えてナゴヤ堂名物「食べてる写真」も撮れずじまい。

小さなお店で、座敷も埋まってましたので、さすがにワガママを言うわけにもいきません。

注文したうな重、さすがにうなぎはフンワリ柔らかくて、いい感じだったのですが、タレがちょっとワタクシには味が濃かったみたいだったのですね。


ま、ま、ま、さっきからお菓子なんか食べてまして、とりわけ芋シューのクリームが効いてた上に、ここまでちょっと歩き過ぎてたってのもあるでしょう。

万全の体調で臨んでいれば、また違う感想になったのかもしれません・・・。


ちょっとテンションが落ちて、また長い道をひたすら歩いて市街に戻りまして、今度は喜多院さんという大きなお寺に。

ワタクシは街中に興味があっただけだったのですが、ここはママンの希望で。


マ「天海住職が~。春日局が~。家光が~」


などとママンは興奮していますが、ワタクシは歴史には正直、アンマリ興味がないのです。


お経が上げられている本堂で、お賽銭を投げて願い事。

モチロン「金、金、金!」と心でつぶやきます。


目を開くと、ママンはお寺の人に、読経について、またこの寺について何事か質問をしているようでした。

ワタクシも歳をとると、お寺だの仏教だのに興味を持ったりするのでしょうか?

・・・なんとなく、まだ、そういう自分になりたくはない気がします・・・。


そして「トイレに行きたい」という、どうしようもない理由で、喜多院さんを後にします。

その後、お土産物屋さんで、例によって試食のお菓子を食べてお菓子は買わず、お茶までいただいて出たりしながら、だらだら歩いていると、西武・本川越駅に出ました。



いや。


まだ3時です。陽も高いです。


「何なら泊まっちゃおう!」とまで意気込んでいた今回の川越行脚です。



まだまだ行きたいところはあるのです。

雑誌で見たカフェだとか、古着屋さんだとか。

ママンは、川越駅近くにあるイタリア料理店に行きたいと言ってました。



しかし・・・お腹はもう、全然空いてません・・・。



加えて二人とも、結構重い荷物で、かなり歩き回ってしまっていたのでした。





「帰る?」


「帰ろうか」



どちらともなく言ってしまいました・・・。

今日最も親子の気持ちがひとつになった瞬間でした・・・。



帰りの西武線急行電車では、新宿に着くまで1回も目を覚ましませんでした。


いやぁ、疲れたー。

そして、これしきで疲れたのが情けないですな。




アジトに帰り着いて、ママンが、


マ「ところで、こういうのって、ホンマは彼女と行くべきと違うん?」


と、痛いところをつくので、


ナ「モチロン。今日はその下見やんか。

    デートで行ったら、今日のを参考にして、完璧なエスコートを見せるで!」


と、実に悲しい答えを答えておきました。







ですので・・・。



・・・えー、この日記をご覧の、川越散策に興味のある、えー、18歳以上の、未婚の、えー、美女の方。


そういうことで、よろしくお願い致します。

どうか、助けると思って!!






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最終更新日  2006年10月22日 00時36分03秒
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