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テーマ:庭・・ひとりごと(1477)
カテゴリ:日常生活
私のオフィスがある建物は緑に囲まれたいいところにあります。
自然林ではありませんが、植木などの植栽がうっそうと繁り、林のようになっています。 春になると桜が咲き乱れ、レンギョウとユキヤナギのトンネルが出来ます。 秋になると鼻につくほどキンモクセイが香り、カエデが真っ赤に紅葉します。 ところが最近どういう方針の変更か、これらの植栽が丸裸にされました。 植木が大幅に剪定され、建物の周りの林はすっかり見通しがよくなりました。 この林には前から猫がたくさん住み着いていました。 もともと野良猫だったのですが、餌付けをした人がいていつも5~6匹います。 人が通るたびに、餌をねだります。 最近は丸裸になって風を遮るものもない「林」で寒さの中で丸まっています。 私は毎日駐車場に車を止め、1分ほど林の中を歩いて建物に入ります。 人なつっこい猫たちは逃げるでもなく丸まってこっちを見ています。 たまにはニャーと挨拶もしてくれます。 今日、そこに見慣れないものがいました。 猫と同じくらいの大きさですが、猫ではありません。 顔がちがいます。 猫のようにフラットな顔ではなく、鼻口部がつきだしています。 そして太い、大きなしっぽを持っています。 体の色は焦げ茶色と黒っぽい色が混じっています。 その動物が、壁ぎわで猫たちと一緒にほっこりしていました。 ん? なんとタヌキが猫たちと一緒に寒空の下、ひなたぼっこをしていたのです。 かなりお年寄りのタヌキのようで、毛につやがありませんでした。 近づいてもすぐには反応しません。 なおも近づくと、ゆっくりと立ち上がって二匹の猫の隣に移動。 その姿は猫の仲間の一匹のようです。 さらに近づくとすごすごと階段を上って、消えていきました。 猫は逃げないので、タヌキはまだそこまで人慣れしていなかったようです。 タヌキはたまに道路でひかれているのを見ます。 でも、あんな近くでゆったりのんびりしているのを見るのは初めて。 しかも猫のお友達、というか猫の家族のようにふるまっていたのは驚きでした。 それにしても猫とタヌキが仲良くひなたぼっこをしているのが見られる職場って・・・いいな。 ちょっと幸せを感じた午後でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月31日 20時50分02秒
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