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テーマ:今日の出来事(289026)
カテゴリ:エンジョイ認知症
両親が高齢者施設に入居する当日となりました。父101歳、母98歳でよくここまで二人で頑張りました。
数年前にヘルパーさんに来てもらうようになるまでは、家族以外誰の介護、支援もなく二人だけで暮らしてきました。夫婦揃って高齢というのは珍しいということで、訪問看護に来てくれた看護師さんが看護学校の学生達を連れて実習(見学?)に来たこともありました。考えてみると夫婦揃って90歳半ばまで二人だけでよくやってきたものです。100歳を迎えたタイミングで父は町や県、国から記念の品をもらいました。あと1年4ヶ月で母も100歳になります。 二人揃って3桁になるのを自分の家で迎えられなかったのは心残りですが要介護度の低い母の方が転倒して骨折し、入院したのでもうどうしようもありませんでした。 昨日はいつも来てくれていたヘルパーさんと訪問看護師の最後の訪問日でした。永く世話をしてくださっていたのでお二人とも別れ際は父としっかり話をし最後に母と会えなかったことを悔やんでくれて、しばらくセンチメンタルな時間が流れました。父ははっきりとした反応はしませんでしたが、うっすらと目に涙がたまっていたところを見ると彼女たちとの別れは十分理解していたと思います。 自宅で会えるのは最後だということで、近所の人たちも挨拶に訪ねてきてくれました。 ちょっと変わり者の父ですが、ユーモアもあり意外と女性に人気がありました。ここ数日の間に別れを惜しみに訪ねてきてくれたのも女性ばかり。聞けば今度入る施設もほとんどが女性だそうです。女性の方が男性よりずっと寿命が長いので当然かも知れませんが、数少ない男性として人気者になるやも知れません。スタッフも見た限りでは女性ばかりでした。 別れは寂しいけどまたたくさんの出会いもあります。母とも久しぶりに再会し、新しい出会いを楽しんでもらいましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月13日 07時04分15秒
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