フリーエージェント制に一言
フリーエージェントの資格取得年数が短縮されたが、私自身の考えを述べたい。1 プロ野球選手の最初の契約期間を5年とする。2 5年経ったら、再契約を結び、再契約金を払う。とにかく、ドラフトで指名されたら5年契約とするのである。当然のことながら、契約金は低くなる。5000万円位を上限とし、その期間は球団は責任を持つ。そして、5年後に、もう一度契約を結び直す。この時点で戦力外と判断した場合は、契約を結ばなくともよい。つまり、再契約金は必要ない。この方法ならば、球団も高卒2年でクビというような乱暴なことは出来なくなるし、選手も5年の猶予が確保できる。更に、海のものとも山のものともわからない選手に大金を払う必要もない。5年経てば、活躍している選手は、現在以上の再契約金をもらうことも可能で、こちらは上限なし。球団も必要に応じて、以後5年契約でいくら、3年契約でいくらという風に契約年数で金額で示す。そして、その契約期間が終わったらFA権を取得できる。こうすれば、球団も選手も自身にあった契約を選択できる。再契約金をたくさんもらって同じ球団でがんばるのか、再契約金は少なくとも早くFA権を取得したいのか話し合いで決めればいい。もちろん、ドラフトは完全な抽選制。入る時点では選手の希望は取り入れず、あくまでもプロ野球界に入団するという考えで、5年後は、選手の希望が大きく取り入れられる形でバランスを取る。このぐらいがいいと思っている。